TRAIN KEPT A ROLLIN’
昨日、今日と休みが明けて出てきた大学生たちにやたら新年の挨拶をされた。10年以上、今の現場に居るけど、こんなにされたのははじめて。
ここ2~3年、意識的に大学生とは距離を置いてるのに・・・。
何?流行ってんの?新年の挨拶が。
明日から全部署始動のフルモード。俺は居ないけど。
明日の夜から明後日の夕方までだから。一睡もしないで・・・。初のパターンでちょっとワクワク。
タブレットと文庫本とお菓子持って臨もう(笑)
先月のお出かけの時から読み始めて年末ぐらいに読み終えたのはコレ。
伊坂幸太郎の『マリアビートル』(2010年作品)
御茶ノ水のコーヒーショップで悦に入って読んでたヤツね(笑)
映画化が話題となった『グラスホッパー』を、その1ヶ月前に読んでブログにしたら、続編って訳じゃないけど、登場人物が絶妙に被るコレを勧めてくれた人が居て。タイトルに惹かれて読もうとも思ってたところだったので即、読んでみた。
いやあ、面白い、やっぱり。
伊坂作品は20冊ぐらい読んでるけど、ほぼ毎回、‟今度のが一番、面白い”と思わされちゃう。
自分の息子に重症を負わせた中学生への復讐を目論む引退した殺し屋でアル中の木村。
容姿が似てる為、双子に間違われるも正反対な性格のコンビの殺し屋、蜜柑(文学好き)と檸檬(機関車トーマス好き)
女の子に見えるほどの美少年で頭脳明晰、一見、優等生だけど、大人を翻弄することにしか幸福を感じない冷徹な中学生、王子。
やることなすこと裏目に出る気弱だけど実は有能な若き殺し屋で天道虫のあだ名を持つ七尾。
それぞれの思惑を抱いて、東京発盛岡行きの新幹線‟はやて”に乗り込んだ、この4者の視点で交互に描かれる手法は『グラスホッパー』同様。572ページに及ぶ物語の殆どが、この新幹線の車中で繰り広げられる。
その設定で全然、飽きないどころかぐんぐん読み進められるのがスゴイ。
伊坂作品ではお馴染みの登場人物による名言を2つだけ。
人間には自己正当化が必要なのだ。自分は正しく、強く、価値のある人間だ、と思わずには生きていられない。だから、自分の言動が、その自己認識とかけ離れた時、その矛盾を解消するために言い訳を探し出す。子供を虐待する親、浮気をする聖職者、失墜した政治家、誰もが言い訳を構築する。
「世の中にはさ、正しいとされていること、は存在しているけど、それが本当に正しいかどうかは分からない。だから、『これが正しいことだよ』と思わせる人が一番強いんだ」
共に王子の言葉。こいつが本当に憎たらしくて怖ろしいヤツなんだけど、嫌と言うほど的確。ホント、腹立つわ(笑)
Motörhead - Train Kept A-Rollin'
音楽は何をこじつけようか悩んだけど、結局、直球のこの曲。モーターヘッドのバージョンで。
レミー、年末に亡くなっちゃたっけね。また一人、愛すべきロック馬鹿が消えた。寂しいなぁ。
コレ、爆音で聴こう、久々に。
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