20TH CENTURY TO‐Y
昨日は楽しかったな。
抱えてることは、何も、一個も解決してないけど。
束の間の現実逃避なのは判ってる。でも、俺にはそれが必要だった。
今の俺は間違ってる。
そんなことは判ってる。
自分のしたいことを優先するったって限度がある。
どう都合よく自分に言い聞かせても、それはただの言い訳だ。
でも、変えないよ、今のやり方は。
後で、将来、後悔するかもしれないけどね。
それでもいい。
だいたい、その前に死ぬかもしれないし。
まあ、たぶん、死なないだろうけど(笑)
俺の生命線は手のひら超えてるからな(笑)
一週間前、その前のグジュグジュしてた休日に読み返してた、この漫画のことを書いておこう。
上條淳士の『TO‐Y』
85年~87年、少年サンデーに連載されたパンク・バンドや芸能界を題材とした漫画。
この時期はSWINGING 80’sのど真ん中、変革期だった。ザ・スターリンが解散してブルーハーツがメジャーデビューする間というか。
インディーズ・ブーム真っ只中。俺の言い方だと『宝島』の時代。
他のこの手の作品と『TO‐Y』が違ってたのはリアリティー。
ホントにこのバンド居るんじゃないか?ってカンジがあったから。
金髪で鋲ジャン着てリストバンドに安全靴で小学館行ってたって話も伊達じゃないね、このリアルさは。
GASPとかペニシリンショックとか帝王切開とか。このあいだ、ミチロウも言ってたけど。
昨日、無事チケットを抑えることが出来たマスターベーションが昨年だか一昨年に付けてた別名義、無期懲役っていうのにも強烈にこの時代の匂いを感じたなぁ。
で、久々に読んだら、やっぱりいい作品だと思った。勿論、そういう設定とかには古さを感じるけど(30年前だもん、当たり前)、話としてよく出来てて面白いし、絵のクオリティの高さも半端じゃない。
当時のレコードを今も聴けるようにコレも読める。ただ、今の若い世代にアピールするかどうかは判らない。その必要もないかもしれないけど・・・。
俺は、この後の上條淳士に関してはほぼ知らないに等しいんだけど、このあいだのミチロウの映画のトークゲストに登場してて思い出して。
作品展やら、いろいろやってるんだね。いつか機会があれば・・・。
ライヴシーンのコマは‟ニヤリ”とくるものが多数あったけど、その中から幾つか。
初期はスターリンやパンク系が多かったけど、途中からスライダースやBOOWYとかが目立ってきて。トーイもハリーみたいになってったもんね(笑)それも面白かったけど。
最初に貼ったコマの、GASPの『帝王切開』の左奥に置いてあるレコードでも聴くか。
INU - ガセネタ
この時の町蔵って17歳ぐらいだっけ?
トーイと同じぐらいか。
スゲーなぁ。
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