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2016年4月の12件の記事

ひっそりと そしてあったかい・・・

♪またしても雨が降り出した♪

冷たい雨の一日。もうやんだかな?

すっかり平常心に戻れたつもりで居たけど、違ってたことに気づいた。

まだ、ダメ。揺らいでる。自分で判るもん。戻れてると思いこもうとしてただけだった。

でも、もうすぐ、だと思う。

あと少し。

シオンの曲で大好きな「あと少し」を貼ろうと思ったら無かった・・・。

コレ、スゲーいい曲なんだよな。ライヴ・アルバムやライヴDVDで観聴きした二番のみをアカペラで唄ったバージョンの方が強力に印象に残ってたけど、こないだ久々にオリジナル聴いたら、それもとてもいい、忘れかけてたけど。

早川岳晴のウッドベースと細海魚のフェンダーローズがカッコいい、スウィング・ジャズっぽいアレンジに乗って軽快に唄われてて。

♪何もしてくれなくてありがとう♪って唄い出しが何と言っても、サイコーだな。

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SION、92年の7枚目のアルバム、『蛍』の1曲。

初期の威勢のいいカンジとも、その後の骨太に力強くなったカンジとも違う、この時期独特の何ともやさしいカンジに深く思い入れがある。だいたい、このジャケットの表情がやさしさに満ち溢れてる。

見つけた何曲かを貼っておこう。

当然のことーSION

カントリー調のアレンジで正直に曝け出される弱くてどうしようもない自分。そして、そこから突き抜けていこうとする意志が見える。

SION/早く帰ろう

コレ、泣いたよ。最初に聴いた時。焦って頑張らなくていい。疲れたなら、ちょっと立ち止まってもいいんだ。そう思わされる。

螢 - Sion

そんなでも無かったタイトル曲が今回、やけに響いた。

一の坂川とはシオンの出身地、山口県にあって実際に蛍の名所らしい。

随分と、喋り過ぎてはしゃぎ過ぎてしまったけど、これからは大人しくひっそりとしたい、俺も。

そして出来ることならあったかく。

 

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NO FUTURE FOR ME

アレだな、8日に1日しか休みないとやることが多くて忙しいな。

いくら、俺のような暇人でも雑用が溜まってしまっていけない。

でも予定してたことの殆どをこなせたんで気分はいい。あとは次の日曜にアレしてコレして。5月4日(またしても雨の予報が・・・)に挑むのみ。

ここのところ、‟〇〇年目の〇〇日に”とか言って、「あれから何十年」みたいなことばかり書いてるけど今日のは決定打。

「女王陛下万歳!」ってことでコレ買ってきたよ、ユニクロで。

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ユニクロの服は着る人が多いから良いのがあっても極力買わない自意識過剰な(俺の着てるモノなんか誰も気にしてないのは冷静に考えればよく判る)捻くれ者もコレはスルー出来なかった。地が青で実際のジャケと一緒なのがいい。

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裏にもこんなプリントあるし。センスいいよな、デザインの。コレで1500円だもん、買うよ、そりゃあ。

1500円だと思って行ったら、GWセール(早くねえか?)とかで2枚で2500円だと。同じくUTアイテムのミュージックアイコン・シリーズなどから「もう1枚、どれにしよう?」と悩んで、結局、レコード・レーベルからデッカの青にした。ウォーホルやキース・へリングのはピリッとくるデザインのが無かったし、ピストルズのも「さらばベルリンの陽」のジャケのがあったけど職業上、慢性の日焼けなので白Tは着たくなくて・・・。

一瞬、カート・コバーンの赤黒ボーダーがいいかな?って思ったけど、オリジナル・パンク世代としては、ニルヴァーナのT‐シャツを着る訳にはいかねえな、なんて病的に自意識過剰な思考が働いてやめた(苦笑)

ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」はピストルズの曲で一番の衝撃だった、特にリアルタイムでは。あの時はシルバー・ジュビリーで来日もしたし、メディアも相当煽ったし、俺の年代の人はそう感じた人、多かったんじゃないかな?「アナーキー・イン・ザ・U.K.」よりこっちだった、断然。

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20歳ぐらいの頃だったかなぁ?ポスターも買ったよ。アルタにあったSWITCHって店だった記憶が・・・。周りもあったんだけど貼り直しをすごいして、四隅が画鋲の穴だらけになっちゃって切り取ったんだよ。勿体ないよねぇ。

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コレは『勝手にしやがれ!!』の35周年記念ボックスに封入されてたA&Mシングルのレプリカ。コレがボックス購入の決め手だったかも。やらしいことするよね、売る方も(笑)

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画像、右のは俺が16歳の時だから35年前に原宿のBLACKで買った初代。人生2つ目のロックT。ちなみに最初はストーンズ。ベロ・マークの。

これでやっと引退させられるね(笑)もう、てろてろ過ぎて向こうが透けて見えるカンジで寝間着にすらしてなかったけど捨てられなくてずっと持ってた。勿論、今後も捨てないよ。

Sex Pistols - God Save The Queen

幾つになってもピストルズのモノを見つけるとワクワクして欲しくなる。

たぶん、死ぬまでこうなんだろうなぁ。

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25年目の4月23日に / 想い出を抱き続けることはできない

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駅前の新聞屋の軒先に並べられたパンジーが綺麗だ。

毎年、パンジーを見ると5年前の今頃、おふくろに電気自転車借りて通勤してたことを思い出す。こんな時でも時間は止まらずに季節は巡って花は咲くんだな、なんて思ってた。

連続7連チャン、2周りめが終了。あとは少し、人間らしいまともなシフトに戻れる、筈・・・。

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一昨日のイギーの誕生日と共に、忘れないでほぼ毎年書いてるのが今日の日。

25年、四半世紀だよ、もう。

直前に来日して青白い顔を見せて帰って、俺たちが払った金で変なブツ掴んで死んだんだもん、忘れられないよ。

ニューヨーク・ドールズの1stが73年のリリースだからジョニサンが表舞台に居たのは18年。

俺が聴き出したのが84年ぐらいだから、その7年後に死んだのか・・・。

そこから四半世紀かよ。

そう考えると妙な気分になる、やっぱり。時間の感覚がおかしくなっちゃう。

だって、ずっと変わらず聴いてるから。

昨年は『イン・コールド・ブラッド』のデラックス盤をはじめ、遅ればせながらな90年のスタジオ・デモ集、そして映画のDVD とヤケにジョニサンものを買ったっけな。高円寺のあの辺で中古も幾つか入手したかもしれない。

Johnny Thunders - You Can't Put Your Arms Around a Memory

♪頑張ってみても馬鹿を見るだけ

 冴えたヤツならわかってることさ

 俺は頑張らなかった訳じゃない

 ただ何故そうしなきゃならないか

わからなかったんだ

 とても寒くてひとりぼっち

 お前が此処に居ないからだよ

 喚いて騒いでみたところで

 結局、俺は独りなのさ

 酷く不安なんだ

 柱に頭を打ちつけて

 骨の髄に残る正気を呼び出してみる

 傷跡はだいぶ癒えたけど

 まだ心は痛む

 それがすっかり消える頃にやっとわかるんだ

 想い出を抱き続けることはできない

 過去は引き摺っては行けない

 諦めなよ

 お前はただのろくでなし

 何も無いただのヤツ

 だって俺といつも一緒に居たじゃないか

 俺たち、似たもの同士だからな♪

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やはり昨年に高円寺で聴いたこのアルバムからベタ中のベタだけど、この曲を貼ろう。

そう言うけどさ、ジョニー。

俺は未だに貴方が好きで貴方の想い出を抱き続けてるよ。

たぶん、これからもずっと。

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69回目の4月21日に / It’s 1969 OK

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牡丹桜が満開だ。

コレが散ると春も終わりって気がする。そしてまた忌々しい梅雨がきて悲しい夏がきて・・・。

しかし、ホントに月日が過ぎるのが早い。アレとコレをやらなくちゃ、とか思ってるうちに、たちまち1ヶ月なんてことがザラだ。

何もかもがあっという間に過ぎ去って行く。全部、想い出になっちゃう。性分なんで何も捨てずに引き摺ってくけどね、俺は。

後ろ向き?いやいや、生きてる限りは前にしか進めない、過去は見てても。後ろ向きで前に歩いてるみたいなカンジ?(笑)

今日は21日だね。

イギーの誕生日だ、69回目の。

このブログを始めて9年、ほぼ毎年、この日はイギーのことを書いてる気がする。

なんか忘れない、この日は。29年前、40歳の誕生日に今は無き日本青年館ではじめてイギーを観て以来。

今年は69にちなんでこの曲を貼ろう。

Iggy Pop - 1969

ストゥージズの1stアルバムの1曲目、イギーの第一声。

貼ったバージョンはこのCDより。

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当時の所属レーベル、A&Mのプロモ盤を皮切りに手を変え品を変え出され続けたキング・ビスケット・フラワー・アワー(数多のアーティストのライヴ音源の源の有名ラジオ番組)で放送された88年7月のボストンでのライヴ、『KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENT IGGY POP』(プロモ盤に5曲追加されてる)

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この国内盤が出た98年の遥か前に当然、俺は幾つか関連盤を入手してた。手前のピンクのCDがプロモ盤をコピーしたブート、シングルが別なブート(リヴェンジ版)からのシングルカット(曲は「キル・シティー」と「コールド・メタル」)、黄色いカセットはこのライヴの前、3月のバーミンガム公演を完全収録したモノ。カセットには妙に興奮させられたアフリカ原住民のお囃子?みたいなSEから入ってるのがいいな。

そう、この翌年、89年にコレと同じく『インスティンクト』のツアーで再来日して、やはり閉館・建て替えの決まっている中野サンプラザで観たんだ、俺も。

アンディー・マッコイ(ハノイ・ロックス)、アルヴィン・ギブス(U.K.サブス)、シーマス・ビーケン(マッドネス)、ポール・ガリスト(サイケデリック・ファーズ)という錚々たる顔ぶれのバンドを従えて、ほぼハードめの曲オンリーのライヴで大興奮したっけ。

「1969」は3曲目に登場したんだけど、大胆なリ・アレンジもともかくサビの最後のところで♪1989♪と唄われたのが感慨深かった。

‟この曲はもう20年も前の曲なんだな”なんて思って。

そこから既に27年。そしてこの時から15年後に本物のストゥージズがこの曲をやるのを観ることになろうとは夢にも思わなかった。そこからも既に12年・・・。

オリジナル・ストゥージズの全員、それに‟仲間”だったルーもボウイももう居ないけどイギーは居る。

本人が「最後のアルバムかもしれない」と言う力作、『ポスト・ポップ・ディプレッション』が出たばかりのイギー。

もう少し此処に居てくれよ、イギー。

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君がここに居る

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夕方、ベランダで撮った1枚。

綺麗だったな、飛行機雲。

2週連続7連チャンの2回り目の折り返し地点。あと3つ。

風邪ひきそうになったけど休養して(やれば出来る・笑)大丈夫だったり、自分を誤魔化しきれずに歯医者行ったら親知らずが虫歯になってたりのここ数日。

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2~3日前にコレを読了。

伊坂幸太郎の『ジャイロスコープ』 

昨年夏に刊行された文庫オリジナル。そちこちに書いた6つの短編と文庫化にあたって書き下ろした6つを繋げる最後の1編。

自分を殺害しに来た殺し屋の相談にまで乗って「協力いたし〼」の看板どおりに協力してしまう‟相談屋”の話、『浜田青年ホントスカ』

セミンゴなる謎の生物から逃亡するワゴンに乗り合わせたてんでバラバラな人たちのてんでバラバラな会話が繰り広げられる『ギア』

どこまでが真実でどこからが夢想?な多重人格者の話、『二月下旬から三月上旬』

‟あの時ああすれば”が意外な展開を見せる『if』

舞台設定と2つのエピソードの絡め方が絶妙な『一人では無理がある』

働く女性たちのあたたかいストーリー、『彗星さんたち』

そしてエンドロールのような『後ろの声がうるさい』

重厚な長編と違ってリラックスしていい意味で軽く読めて尚且つちゃんと持ち味の出てる良作だと思う。読んでて楽しかった。

‟スパムメール”、‟鉄板”など「さすが!」な使い方をされてるワードも散りばめられてて抜かり無し。

特に良かったのが新幹線の清掃業務に従事する人たちのやりとりを描いた『彗星さんたち』

そこに居ないのに話題の中心となり仲間をあたたかくやさしい気持ちにさせるチームのリーダー的存在の女性。

たとえ、そこに居なくてもそこに居るような、居てくれることが心地良いような存在感。

「もっと大変な人が居るから、なんて思ったら駄目だよ。そんなこと言ったら、どんな人だって『海外で飢餓で苦しむ人に比べたら、まだまだ』ねんてなっちゃうんだから」

「あ、でも、あれね、気をつけなくちゃいけないのは『私が一番大変』って思っちゃうことね。『私だけが大変とか」

彼女が新人に向けて言う台詞。深い、と思う。

 

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音楽は昨日届いたばかりのコレを狂ったように聴き続けてる。

15歳で冨二夫やフールズのローディーを務めた後、GODに加入、以降、暗闇のスキャナー、HIZUMIなどのリーダー・バンドで活動して2012年に43歳で亡くなったアイザワンダーこと相澤純一郎の2枚組ベスト、『You are here』

前記2つのバンドで4枚のCDがリリースされてたらしいけど俺は聴いてなかった。

俺、正直言って、あんまり好きじゃなかったから、GODで観た純一郎が。なんかキャラが合ってない気がして・・・。でも、ギターは抜群に上手かった。センスも良かったし。

考えたら純一郎が居た時期、特に良次雄、純一郎、チャーリー、山人の編成が観た回数は一番多かったかもしれない。いいライヴやってたよ、いつも。前半にアコースティック編成、後半がエレクトリック編成の二部構成とかで。あの長い階段の下にあった代チョコでね。「ドント・レット・ミー・ダウン」や「Mr.フリーダム」のカバーでサイコーなギター弾いてたなぁ、純一郎。「モヤモヤ」をはじめて聴いたのもこの頃だったね。

今度のは、懐かしさと、もう彼が居ないこともあって聴いてみたら、全然思ってたのより凄くて。あんまり凄すぎて動揺してる。何だよ、コレってカンジで。

せつなくてイカレてて揺らいでて真っ直ぐで純粋で。ロックン・ロールだよ、本物の。歌は下手だよ、はっきり言って。楽曲が素晴らしいからもっと上手い人が唄うと音楽としてのクオリティーは上がるかもしれない。でも、そういうんじゃないんだな。純一郎が唄うからここまで響くんだと思う。ロックン・ロールをただ、音楽として捉える人には伝わらないかもしれないけど。

ジャケ絵を描いた西脇一弘とライナーを書いた良次雄のGOD絡みの2人。同じくライナーを書いた暗闇のスキャナーの庄司広光とHIZUMIの金谷健太郎、そしてスキャナーでベースを弾いた安井MOON慎二。みんな、純一郎が好きだったんだと思う。人間性か音楽の才能かはともかく(笑)

ずっと長く傍に置きたいアルバムと出会えた。驚きだよ。

そうそう、アルバム・タイトルもいいね。

俺もそういうふうに思いたい人が何人か居る。

もう二度と会えない、会わない人。

いろいろあったけど、ずっと恨んだり後悔し続けるの嫌だもん、やっぱり。

楽しかったり幸せだったりした頃のまま、ここに居てほしい。

居てくれてありがとう、純一郎。

相澤純一郎BEST‐you are here‐ ダイジェスト

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素晴らしき世界よ、僕はここに居る

恐怖の2週連続7連チャン1日休みの一周り目が昨日、終了。

明日からもう一周。

それが終わればお楽しみは間近。踏ん張りどころだな。

今日はそんな忙しい時に大量に廻って来た嬉しすぎるブツを堪能しながらパッケージ作成して疲れきったり(でもやらなきゃ気が済まない・笑)、本日よりデジタル・リマスター版の上映が始まり、水戸でも上映あり!の情報を得たものの、お楽しみの日と日程がモロ被りで観れないことが判明した『地獄の黙示録』(大好き。この記事書いた時から実は再見したいと思ってた)を観てどよーんとしたり(苦笑)

でも気分は充実。大丈夫。明日からもちゃんとやれる。

ひと頃は気が進まなくてあまり覗いてなかったツィッターなんだけど、最近は毎晩、多めにつぶやいてる。

心境の変化?暇だから?いやいや、単に寂しさを紛らわしたいだけ。孤独だからさ、俺(笑)

ここのところ、人のツィートで一番、共感したのがコレ

お互いにフォローもしてない人のだけど、すごく判る。俺もここで同じようなこと何回も言ってる気もするし。

これ、音楽の話に限らずだなと思う。

自分がこう思ってる、こうしてる、こう言ってるから貴方も、なんていうのはおかしい、絶対。大っ嫌い、そういうの。

貴方は貴方、俺は俺。

俺も貴方のしてることが気に入らなくても黙ってるから貴方も俺のやることに口出ししないでくれってカンジ。

深刻なことが起きて深刻な状態の人たちが居るのは俺も知ってるよ。でも、俺は何も言えない、何もしてあげられないから。正直なこと言うけど、それよりも自分の些細なことで精一杯だから。

でも言わないから何も思わない訳じゃない。いろいろ思うよ、そりゃ。5年前のことも思い出すし。でも言わない、言えない。言ってる人たちを批判はしないけど俺は言わない。

ツィッターで気に入ったのをもうひとつ

コレも相互フォローしてない人のだけど。

ホントだな。勿体ない時間の使い方したくない。自分の思ったようにやりたい、何でも。

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今日、聴いた1枚。

YO‐KINGの99年のソロ、『DEFROSTER ROCK』

新 素晴らしきこの世界 / YO-KING

トップに収めらてるのがこの曲。

どうしたって、真心の‟あの曲”を思い出すけど(ご丁寧に判りやすく‟新”って付いてる)こっちの方がポジティヴだね、全然。

俺はどっちかと言うと‟旧”の方が好み(ネガティヴでグジュグジュしてるからさ、自分が・笑)なんだけど、今はこっちの方がしっくりくるかな?

こういうカンジで生きていきたいな、くだらねーこと、なるべく考えずに。

無理矢理にでもそう思わないとやってられないからね。

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今夜ちょっといい気分さ だってR&Rがこんなに溢れてる

歯が痛い。

実はしばらく前から・・・。

いつも、‟虫歯じゃないから”と自分を誤魔化す俺でも‟あぁ、コレ、虫歯だな”と思える症状。今日、観念して歯医者の予約。来週からまた通院。

それはともかく、昨日は久々にスゲー楽しかった。

前記事で触れた15年越しで付き合いの始まった近所のディープなロック兄貴、T氏と早速、帰りの電車で遭遇して。

「ちょっと時間ある?日立に行きつけの良いバーがあるんだ。寄って行こう」

「え?俺、金持ってないし」

「大丈夫、奢るから」

恐る恐るついて行くと・・・。

駅前の酒屋に併設された簡易テーブルのみの店。酒屋の店主夫人と思われる老婆が一人居るだけの(笑)

店舗の方から自分で選んで持ってきた缶チューハイとおつまみで約1時間、呑んで語る。

もしや、あの時のも?と思ってた10年以上前、最寄り駅前のひなびた本屋にレコスケのステッカー貼ったヘルメット姿で現れたのも、やはりT氏だった。

高校時代はロック・ボトムでバイトしてたとか、県民文化センター小ホールでRCを観たとか(俺はその次の市民会館から)。

THE 305以前のリョータさん、しんいちろうさんとバンド組んでたとか(パートはベースだったとのこと)、『trash』出す前のスターリンをアシベで観たとか。挙句の果てに自分の息子にシンタロウと名付けたとか。

フジ・ロックは皆勤だとか。そのうちの数回は俺も行ってて知らないで同じ空間を共有してた。

トドメは6~7年前?娘の中学校の運動会にスターリンTで行った俺を目撃してたらしい。

驚きと喜びの1時間。

スゲー幅広く、尚且つポリシー持って音楽聴いてるみたいで激しく共感したよ。

俺のブログを紹介してハンドルネーム言ったら「あっ!渋谷のあの坂昇ったところの!」ってすぐピンと来るし(笑)

自身がベースやってた所為もあってか、ベースがカッコイイのが好きみたいで好きなベーシストはジャー・ウォーブルとピーター・フックって言ってた。俺も好き、どっちも

お子さんの影響でサカナクション聴いたらよかったとか、今、カッコイイのはSAVAGESってイギリスのバンドだよとかも言ってたな。未だにアンテナ貼っていろいろ見つけてるんだなぁ、ちょっと見習いたい。

今、聴いてるのはこの曲。

麗蘭 / R&R TONIGHT

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麗蘭の04年リリース、13年ぶりだった2ndアルバム、『SOSが鳴ってる』の1曲。

最寄り駅で電車降りて別れる時に彼が握手しながら言った「ロッケンロール!」って言葉に刺激されて(笑)夜、来たメールにも「今日はありがとー。ロッケンロール!」って書いてあった(笑)

このアルバムが出た04年、フジで観たんだ麗蘭。この曲もやってた、たぶん最後じゃなかったかな?「今夜、R&Bを・・・」のアーティスト名にこの年、唯一の出演をしたルー・リードも入れててなぁ、チャボが。T氏も観てたかな?

♪人の生き方なんて百万通り、それ以上

 だから世の中と自分を比べたりしなくてもいいのだろう

 やめろよ! ヘラヘラにたつきながら誰かや何かを

 そんなに傷つけたり、からかったり

 苦しめたりするのはもうやめろよ♪

そうだな、俺ももうやめよう。このかさぶたが剥がれ落ちたら・・・。

そしたら気分は‟ちょっと”から‟すごく”へ、そして‟最高”になる筈。

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トーキンバウトニューセンセーション

傷口は殆ど塞がった。

まもなくかさぶたが出来る。

そんな状態かな?今は。

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昨日は仕事帰りに夜桜見物してきた。

2日連チャンになるけど、歩行者天国になるお祭りの日程と満開時期と天候がこんなにばっちりなのも珍しいから。

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着いた時はまだ明るかったけど、ほどなく日も沈んだ。ライトアップに映える桜はやっぱりいい。

長らくしまっておいた自分の底意地の悪さが顔を出してたここ数日だったけど、それも薄れて綺麗に浄化された、と思う(笑)

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懐かしい人に声かけられたり、生まれてはじめてフクロウに触ったり。

とりわけ昨日、大ヒットだったのは、此処にも随分前に書いた(リンク貼ろうと思って探したけど発見出来ず・・・)通勤時なんかによく見かける同じ町に住む同年代と思われる男性との遭遇。

はじめて気づいたのは15年前、同年のフジロックフェスで販売されたジョーイ・ラモーンの追悼T‐シャツを彼が着てた時。

ある時はストーンズのヴードゥー・ラウンジのニットキャップ被ってたり。別な時にはレココレ読んでたり。ディスクユニオンのバッグ持ってたり。

勝手に‟仲間だ!”と思ってた。

数ヶ月前だったか、『タクシードライバー』の時のデ・ニーロ着用のジャケットのレプリカ(下北のマック・ザ・ナイフに売ってたヤツだ)を着てた日に思い切って声をかけたら素っ気ないリアクションで。

そういう人なんだなと思ってたんだけど・・・。

昨日は焼きそばと生ビールを堪能中の俺に向こうから声をかけてきてくれた。

「よく駅で会いますよね?うん、そうそう、タクシードライバーの。ロックな人が居る!と思ってましたよ」

「おいくつなんですか?」

「53。中3の時にピストルズ聴いちゃってからずっと・・・」

「ですよね!俺は小6でした」

「●●の方ですよね?お住まい。俺は〇〇の近く。今度、遊びに来てくださいよ」

なんだ?このギャップ(笑)物凄いフレンドリー。あの時は恥ずかしかったのか?(笑)昨日はだいぶ呑んでるふうだったからな。今度、ホントに遊びに行こうかなぁ?

いいカンジだ。悪くない。

今、聴いてるのは大好きな人の大好きな、この曲。

Lou Reed - New Sensations

既に何度も取り上げてるけど、‟あの”ルー・リードが、あのタイミングで唄ったことに俺はリアリティーを感じる。(歌詞はコチラを参照)

もう1曲。

Lou Reed - Set The Twilight Reeling 

♪新しい自己が生まれ、他の一人は死んだ

 俺は新しく見つけた男を受け入れ

 黎明をぐるぐるよろめく♪

 

たぶん、ルーの曲で心の底からガツンと来たのはコレが最後。96年作のアルバムのタイトル曲。最初に聴いた時、3分19秒からの大爆発で鳥肌立ったことはまだ鮮明に憶えてる。

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俺にもニュー・センセーションが来るかもしれない。新しい自己が生まれるかもしれない。

よし、明日からニュー・ラモスカになろう(笑)

今までのモノ、全部捨てずに引きずってくから、ちょっと重いけど(笑)

何せ、50年分だから。

俺、捨てられないからなぁ、何も。

 

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HERE TODAY, GONE TOMORROW

今日は休み。

この後、今月は、もう2日しか休めないからリラックスして過ごした。

ここ最近の諸々の所為か、ネガティヴな言葉ばかりが頭に浮かんで、使おうと思った言葉をメモに残してたりもするんだけど(几帳面だからね、俺は・笑)やめた。とりあえず今日は。楽しいことあったし。いつか使うかも(苦笑)

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先週、時期尚早だったところに、自分の精神状態が作用して打ちのめされて帰ってきた(苦笑)日立駅周辺の桜を見に出かけた。性懲りもなく。

明日、明後日と桜祭りで車両通行止めとなる平和通りの通称‟桜のトンネル”

大抵、お祭りの日程と開花具合のタイミングが悪かったり、天候不順だったりなんだけど今年はバッチリなんじゃないかな?

今日は平日だし、人出も少なく静かに眺めて帰ってきた。眺めながらこれからの自分の人生について考えてみたりもして(笑)

しかし、桜というのはどうしてあっという間に終わるんだろう?でも、ずっと咲いてるような花だと皆、ここまで騒がないかもね(笑)

束の間の美しさを楽しむと言うか。

今、聴いてるのはこの曲。

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RAMONES - Here Today, Gone Tomorrow

♪もう終わりだ

 全部終わりだよ

 ホントさ、本当のことなんだ

 一緒に過ごした日々を思い出してる

 あの頃は、この愛は永遠だと思ってた

 でも、それは変わってしまったんだ

 代償を払うのは誰だ?♪

ラモーンズの中でも好きなアルバム、3rd、『ロケット・トゥ・ロシア』(アホなタイトルだな・笑)の大好きな曲。ジョーイのこういうカンジ、大好き。

‟今日は此処にあるけど明日にはもう無い”か・・・。

言えてるな。

今、此処にあるモノに感謝して大切にしていこう。

いや、本当に。

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言葉は裏切り

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「はぁ?俺、シャケ弁って言ったっぺよ!」

「悪い悪い。シャケ切らしちまってよ。鶏肉好きか?シャケ弁の代金でいいから」(100円ぐらい違う)

そりゃあ、アンタのところの唐揚げが美味いのは知ってるよ。でも、夜も勤務でお腹が重くなっちゃうからシャケって言ったのに・・・。

て言うか前もまったく同じことがあったじゃん。その時にも「鶏肉好き?」って聞かれたぞ(笑)学習してシャケの仕入れを増やせよ、まったく。

「後で倍返しね」

「ふざけんなよ、勝手に持ってきたくせに」

字面だけ見ると殺伐としたやりとりに見えるかもしれないけど実はあったかい雰囲気の会話。

「今日も通しか?頑張れよ」

帰り際に激励の言葉もくれた。

サンキュー、歯っ欠け屋。美味かったよ、唐揚げ。お腹苦しかったけど(笑)それと、いい加減に前歯入れろ(笑)

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桜の昼の顔と夜の顔を眺めながらとは乙なもんだ、などと強がり言いながらこなした昨日の24時間勤務。

今月はこの後もキツめのペースが続いて(今月はあと3日しか休みなし!)、たぶんあっと言う間に終わる筈。

その方がいいかも、今は。余計なこと考える余裕が無い方が。

どしゃ降りの中、帰ってきた今朝、呑みながらこんな重いの聴いた。

 

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THE POP GROUP(いつも思うけど秀逸なバンド名だよなぁ)の79年の1stアルバム、『Y(最後の警告)』(この邦題もいいな)

ポップ・グループはずっと、次の『ハウ・マッチ・ロンガー?』しか持ってなくて、昨年だか一昨年だかにようやく盤を手にしたんだよ、コレ。

パプアニューギニアの山岳民族、マッドマンのジャケット(さっき、ネットで調べて知った・笑)が強烈だよね。なんか『地獄の黙示録』を思い出しちゃう。

個人的にはここから更に突き進んでブッ壊れそうなカンジがする『ハウ・マッチ・ロンガー?』の方が好きだけど、こっちもスゴイ、やっぱり。

ポストパンクと言えばそうなんだろうけど、ジャンル分けを拒絶するような混然さと制御不能な爆発ぶりに圧倒される。

The Pop Group - Words Disobey Me

♪言葉 それは白黒をはっきりつける

 言葉 それは人を怒らせる

 言葉 それは皆を哀しませる

 真実は感じること

 けど、それは音を立てない

 俺たちには言葉なんか要らない

 どうか俺の所為にしないでくれ

 言葉が俺に逆らってるんだ♪

The Pop Group - We Are Time

♪俺たちは言葉を生かさない

 考えられた文字に真実は無い

 あんたらの世界は嘘で成り立ってる♪

 

 

今日、ぞくっと来たのはこの辺。

あぁ、出たばかりの『ハウ・マッチ・ロンガー?』のリマスター盤、欲しいなぁ。

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65回目の4月2日に/♪そばに君が居れば♪

そんなことしても、そんなこと言っても、何も解決しないどころか余計、悪い方向に行っちゃうのに。

傍で人のことを見てるとそう思う。何で判んないのかなぁって。

でも、気づくと自分もやっちゃってる。

今日、思った。

たぶん、みんな判ってる。判ってるけどやっちゃうんだろう、きっと。

最近ね、ちょっとヤバいんだわ、俺。

精神的にかなりキテる。さっき言ったことと正反対のこととか言っちゃうし。で、言ってる時は心からそう思ってんの。

キャパシティー・オーバー。波がデカ過ぎる。

狂っちゃうのは嫌だ。何とかしないと。

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ファンの間で大きな話題となってる出たばかりのコレを俺も観た(お金が無いのでDVDのみ・・・)

RCの83年夏のツアーより6月25、26日に行われた渋谷公会堂(人気絶頂期で何で武道館じゃなくて渋公?と聞かれたチャボが「大衆と離れちゃいけないと思って」と言ってたのが面白かった)でのライヴを1曲を除いて(「SWEET SOUL MUSIC」。CD版には収録)フル収録したDVD、『KING OF LIVE COMPLETE』

タイトルは当時、同公演から抜粋してリリースされたライヴ・アルバム、『KING OF LIVE』の完全版って意味だろう。

RCサクセション「SUMMER TOUR’83 渋谷公会堂 ~KING OF LIVE COMPLETE~」(ダイジェスト映像)

コレは夢にまで見た映像だよ、俺には。こんなのがあるのを知らなかったからリリース情報を聞いた時は驚いたし嬉しかった。

81年以降のツアーで俺が唯一、観てないのがこのツアーだから。あっ、あと『カバーズ』の時のもか。要は地元の水戸を廻らなかった時。

『カバーズ』の時のはともかく、コレは残念だった、観れなくて。その頃は清志郎が体調崩してたなんて知らなかったから「なんで水戸来なかったんだろう?」なんて思ってた。

『KING OF~』聴いたら余計思っちゃって。スゴイ良かったから。何と言ってもラスト(実際のライヴではアンコール前の最後の曲)の「指輪をはめたい」の13分近くに及ぶ熱演。

エレクトリック編成になってからの定番で‟あの”『ラプソディ・ネイキッド』にも収録されたけど、当時はこのツアーの時のアルバム、『OK』で初聴きしたばかりのこの曲。この後、単発でやったことはあるみたいだけど、俺はとうとう生聴き出来なかった。ずっとこの曲で終わるRCを観たいと思ってた。TV放送されたライヴ映像は観たけど、こうしてパッケージ商品として残されたことがスゴイ嬉しい。名演だもん、コレ。このR&Bマナーに則った長い長いしつこい構成。終わりそうで終わらない、終わってほしくないと思わせるアレンジ。これぞ、RCってカンジ。

『OK』はガキだった俺には地味に思えてピンときてなかったけど、『KING OF~』の方はよく聴いてた。聴きなれた音の映像を観るのは不思議なカンジだな。30年以上を経た初見だから。

今になってみると『OK』はスゴイ好きなアルバムだし、観れたのは嬉しいけど改めて生で見れなかった悔しさも感じるね。

全盛期だもんねぇ、この時期が。それこそ、清志郎の状況も知らなかったし、バンドの雰囲気もメンバー(ブルーデイホーンズ含む)の出具合のバランスもいいし。G‐2がちょっと出過ぎな気もするけど、それもまた良しってことで(笑)清志郎とチャボは、もう神懸かり的にカッコイイ。特にチャボはこの頃がベストだと思う。ほれぼれしちゃう、観てて。

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昔、30年ぐらい前、物凄い堕ちた頃、夜な夜なRCを聴いてたっけな。『OK』もその頃、大好きになった、「お墓」とか「うんざり」とか。『シングルマン』が特別な1枚になったのもこの時期だった。

いつもRCに助けられてた。

それは清志郎が居なくなっちゃった今も変わらないのかもしれない。少なくとも俺にとっては。

清志郎が居てくれて、好きになって(勿論、清志郎だけじゃないけど)ホントによかった。

しかし、33年後に観れるとはな。

途中でくたばらなくてよかったよ。

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浮かれた後のクヨクヨ

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4月になっちゃったかぁ。

まだ心の準備が出来てないのに・・・。

ここのところ続いてる俺のクヨクヨ・フィーリングを年度の切り替えと同時に替えるつもりが大失敗(苦笑)

たそがれ気分になるのを覚悟で、それすらも楽しむつもりで出かけたらガツンと来ちゃって(笑)馬鹿だな、俺は。

ていうか年度初日に休んでよかったのかな?立場的に。

なんか、もうどうにもでもなれってカンジ。このヤケクソ気分をプラスに転化出来るといいんだけど。

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10日ほど前に入手してから毎日聴きまくってるコレが最近の気分にあまりにもぴったり。

IGGY POP、3年ぶりソロ名義では4年ぶり)の新作アルバム、『POST POP DEPRESSION』

‟ポップ後の落ち込み”とでも訳せばいいんだろうけど、個人的には自分の現在状況から自己投影して‟浮かれた後のクヨクヨ”と解釈したい(苦笑)

オルタナ系のトップ・バンド(勿論、俺は名前しか知らなかった・笑)、クィーンズ・オブ・ストーン・エイジの中心メンバー、ジョシュ・ホーミとがっぷり組んでディーン・フェルティタ(クィーンズ・オブ・ストーン・エイジ、デッド・ウェザー)、マット・ヘルターズ(アークティック・モンキーズ)という最強メンバーによるスペシャル・アルバム。

ボウイとのコラボ作、『イディオット』と『ラスト・フォー・ライフ』の続編。

イギー本人が「俺の最後のアルバム」と宣言する話題作。

リリース前の、こんな情報で身構えちゃって、つまらなかったら、理解出来なかったらどうしよう?って不安もあった。メタリカと組んだルー・リードの最後のアルバムのことが脳裏をよぎったりもして。

実際に聴いてみたら、ここのところの作品とは明らかに違う緊張感を感じた、初聴きの時から。

ここ10数年、いや20年ぐらい繰り返されてきた、ファンのイメージに忠実な‟暴れん坊イギー”とも、その反動の‟シリアスでメランコリックなイギー”とも違う、かつてない新境地。

雰囲気としてはタイトルどおり、後者に近いものがあるけど、これまでのそういう作品と違ってかなりコンテンポラリーな印象。閉じてない。これは参加メンバー、特にコラボしたジョシュの貢献が大なのかもしれない。コラボの試みはパンクの時代からあったイギーだけど、ジョシュはボウイ、スティーヴ・ジョーンズ以来の成功例かも。10数年前の‟なんとか41”とか‟緑の日”とかと組んだヤツ、大っ嫌いだったから不安だったけどホント、よかった。

ただ、ひとつ言っておくと、こういう事前データで‟スゴイ!良い!”と思ってるんじゃない。先述したように、それはある意味、不安材料だったし。

実際に出てくる音が有無を言わさずスゴイ。イギーは元々、歌の上手い人だけど、それがよく活かされてるし、サウンド・プロダクションもとてもいい。聴いてて気持ちがいい。特にベースの響き。と思ってクレジット見たら、ベースが特出してる曲はプロデュースも務めたジョシュ本人が弾いてた(笑)9曲・41分半っていうのも潔くていい。

イギー作品では『アメリカン・シーザー』以来、『アヴェニューB』以来の傑作という意見もあって、それに共感する部分もあるけど、個人的に傑作と思ったイギー&ザ・ストゥージズ名義の前作、『レディ・トゥ・ダイ』と対でイギーの最後の本気作って感じる。

本当にラスト作かどうかは別にしてコレが最後でもいい。本人もそう思ってるから言ってるんじゃないかな?

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♪死は飲み込みづらい錠剤だ

 俺はすべてを備えた男じゃない

 名ばかりの男さ♪

「アメリカン・ヴァルハラ」

 

♪まだ何か手に入れようっていうのか?

 必要なモノはすべて手に入れた

 でも、その所為で死にそうなんだ♪

「サンデー」

 

♪人生を愛する気持ちが空っぽの浜辺だとしても泣くな

 敵に追い詰められても死ぬな♪

(「チョコレート・ドロップス」)

 

‟役目を終えた後、自分はどう生きていくのか?”というのが今作のテーマらしいけど、確かに、イギーらしい、オブラートに包まないストレートな言葉が並んでて壮絶。

特に最後のこの曲。

Iggy Pop - Paraguay

♪俺は新しい人生に向かって出て行くことを夢見てる

 そこではくだらない知識なんか要らない 

 こんな情報、まったく欲しくない 

 お前なんか欲しくないんだ 

 嫌だ 

 もう要らない 

 そうさ、お前に言ってるんだよ 

 いかがわしい二つの顔と三つの股を持つゲス野郎 

 だって、もううんざりなんだよ 

 それはお前の所為なんだ 

 だから俺はもう自分を癒しに行くのさ♪

途中で転調するところでゾクッときたよ、最初に聴いた時。

『レディ・トゥ・ダイ』も驚いたけど、まさか、次にこんなの作るとは。

ずっと聴いてきてよかった。

ありがとう、イギー。

力貰えた。

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