ひっそりと そしてあったかい・・・
♪またしても雨が降り出した♪
冷たい雨の一日。もうやんだかな?
すっかり平常心に戻れたつもりで居たけど、違ってたことに気づいた。
まだ、ダメ。揺らいでる。自分で判るもん。戻れてると思いこもうとしてただけだった。
でも、もうすぐ、だと思う。
あと少し。
シオンの曲で大好きな「あと少し」を貼ろうと思ったら無かった・・・。
コレ、スゲーいい曲なんだよな。ライヴ・アルバムやライヴDVDで観聴きした二番のみをアカペラで唄ったバージョンの方が強力に印象に残ってたけど、こないだ久々にオリジナル聴いたら、それもとてもいい、忘れかけてたけど。
早川岳晴のウッドベースと細海魚のフェンダーローズがカッコいい、スウィング・ジャズっぽいアレンジに乗って軽快に唄われてて。
♪何もしてくれなくてありがとう♪って唄い出しが何と言っても、サイコーだな。
SION、92年の7枚目のアルバム、『蛍』の1曲。
初期の威勢のいいカンジとも、その後の骨太に力強くなったカンジとも違う、この時期独特の何ともやさしいカンジに深く思い入れがある。だいたい、このジャケットの表情がやさしさに満ち溢れてる。
見つけた何曲かを貼っておこう。
カントリー調のアレンジで正直に曝け出される弱くてどうしようもない自分。そして、そこから突き抜けていこうとする意志が見える。
SION/早く帰ろう
コレ、泣いたよ。最初に聴いた時。焦って頑張らなくていい。疲れたなら、ちょっと立ち止まってもいいんだ。そう思わされる。
螢 - Sion
そんなでも無かったタイトル曲が今回、やけに響いた。
一の坂川とはシオンの出身地、山口県にあって実際に蛍の名所らしい。
随分と、喋り過ぎてはしゃぎ過ぎてしまったけど、これからは大人しくひっそりとしたい、俺も。
そして出来ることならあったかく。
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