汚らわしい激情
言うほど寒くなかったな、今日は。昨日より全然マシ。
相変わらず先行きは不安定な状態だし、不安も抱えてはいるものの、ここのところ、とても落ち着いた気持ちで過ごしてる。いいカンジだ。少しでも長く続きますように。
最近、一番スカッとしたのはこのニュースを知った時。
しばらく前に宣言してたのは知ってたけどホントに焼いたんだねぇ。
批判的なコメントが数多くあるのも知ってるよ。
‟売却して、その金を何処かに寄付でもしろ”
‟相続した財産でお前が生み出したモノじゃないだろう”
‟ブルジョワのボンボンの自己満パフォーマンス”
‟自身の事業を宣伝する為の売名行為”
実際、そうなのかもしれない、いや、そうなんだろう。そのどれもが。
それに抗議された方は屁でもないかもしれない。
それでも俺は痛快と思った。
その馬鹿馬鹿しさとわざとらしさ、いかがわしさも含めて。
SEX PISTOLS、99年公開のドキュメンタリー映画、『THE FILTH AND THE FURY (邦題は「ノー・フューチャー」)のサントラ盤、『THE FILTH AND THE FURY 』
9月の嵐の日に渋谷のレコファンで入手、200円で(笑)
映画自体はソフト化された頃だかに一度観てあまりいい印象を持てなくて殆ど記憶になかった。
でも、この記事を書こうと思って昨夜観返したら、思ってたのより全然よかった。
制作当時のメンバーが歴史を振り返ったインタビューがふんだんに使われてる所為もあってか、シリアスな面が前面に出てて重い印象はあるけど、まあ、それも事実だろうし、このバンドの成り立ちから崩壊までが生々しく感じられて悪くない。
メンバーの発言でとりわけ良いのはスティーヴ・ジョーンズ。
バンド初期には「女とヤることしか考えてなかった」とか、ジョンの歌詞については「俺には政治的なことはわかんねえ。首相の名前さえ知らなかったからな」とか。
馬鹿でスケベと思われてる(事実だろうけど・笑)スティーヴだけど、感覚的には真実をつかんでたんだなと思えることも言ってた。「ジョンとマルコムはそっくりだった。だから、いつもピリピリして衝突ばかりしてた」とか。
もう少し時間を置いてまた観てみたい。
サントラの方は全29曲中、11曲が劇中にエピソードが語られる他のバンドの曲。
ジョンがマルコムの店のオーディションで唄ったアリス・クーパーの「エイティーン」、スティーヴが器材を盗んだというボウイの「ジーン・ジーニー」、結成時にマルコムがライヴァル視してたらしいベイシティ・ローラーズの「シャンガ・ラング」など。
結成当初のリハでカバーされた曲のひとつで超意外だったのがコレ。ごく初期のライヴで演奏されたってデーターもあるね。誰がこんなサイケ・ガレージ持ってきたんだろう?ジョン?マルコム?それともグレン?
どんなカンジでやってたのかな?と思ったらチューブにあった。
まだまだ手探りなカンジだけどジョンの唄いっぷりは出来上がり始まってるのがスゴイ。
今回、このサントラと映画を観聴きして改めて思った。マルコムとの裁判に勝って権利を奪還してからの、本人たちが携わったリリースものは中身はともかく、パッケージ・デザインやらがとにかくダメ。
映画の中では勿論、悪者扱いされてたマルコムとヴィヴィアン、それにジェイミー・リードの存在はデカかったんだなぁと痛感。そりゃバンド自体がスゴイよ。でも、俺はマルコムたちのセンスも大好き。あの人を小馬鹿にしたような、神経を逆撫でするような、わざとらしくていかがわしいところが無いと物足りない。
それもピストルズの魅力だったもん、絶対。
近いウチに『スウィンドル』観よう。




















































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