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全部ぶっ壊せ!

余計な邪魔も入らずに内職に励めた一日。

殆どストレス感じなかった。

たまにはこういう日も無いとね。

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水曜に届いてたコレを昨日、通して観た。

IGGY POPの最新ライヴ映像、『POST POP DEPRESSION LIVE AT ROYAL ALBERT HALL』

4月に出た最新作、『ポスト・ポップ・ディプレッションをフィーチャーしたツアーより5月13日のロイヤル・アルバート・ホールでの公演をフル収録。

CDとセットになってるのもあったけど金が無くてDVDのみ・・・。

何せアルバムが良かったからスゲーだろうなと予想してたら思ってたのより全然凄かった。ずっとこういうイギーが観たかったんだよ、俺は。

裸でウホウホ、いわゆるパンクでラウドに大暴れするイメージじゃない方のイギーね。いや、裸だし暴れてるんだけどさ(笑)

でも違う、やっぱり。全然違う。

メランコリックで倦怠感が感じられる69歳の等身大の無理のないイギー。

まず、ソロのライヴでここまでクオリティーの高いバンドが付いたのがはじめてじゃないかと。

デヴィッド・ボウイにトニー&ハントのセールス兄弟(後にティン・マシーンになる)、ブライアン・ジェイムスにグレン・マトロックにアイヴァン・クラール、アンディ・マッコイとアルヴィン・ギブス(UKサブス)。

それぞれの時期にそれぞれの良さはあったし、思い入れあったりもするけど、今度のバンドは何というかパーフェクト。

パートチェンジを何食わぬ顔でこなし、楽しげに熱くプレイする腕利きたちはアルバムのコラボレーター、ジョシュ・ホーミは勿論、アルバムに全面参加したマット・ヘルダース、ディーン・フェルティタの他、ロイ・ヴァン・リューエン、マット・スウィーニーの5人。

スタイリッシュな揃いのスーツでキメてる姿はボウイの悪名高きユニット、ティン・マシーン(俺は好きだった)が頭に浮かんだりもして。

そのバンドの音に乗って気持ち良さげに堂々と唄うイギー。自信に満ちた充実の表情。

新作以外はボウイとの蜜月期の『ジ・イディオット』、『ラスト・フォー・ライフ』の曲が殆どで、あの続きって雰囲気もある。それがずっと続いたパブリック・イメージどおりのイギー(再編ストゥージズ含む)と違ってやたら新鮮。やっとやってくれたかってカンジ。

どの曲も演奏に負けないイギーの唄いっぷりが凄い。ボウイへのコメントはせずにエンディングで合掌した「チャイナ・ガール」には思わずうるっときたし、身震いするようなカッコイイMCをかました後の「チョコレート・ドロップス」も印象的だった。

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と言いつつ、相変わらずこういう無茶しちゃうシーンもあって、それがまたこの人らしくていい。こめかみの辺から流血してるし(笑)

俺が一番、ブルブルきて興奮したのはケツから2つ目のこの曲。

Iggy Pop - Paraguay

転調してからの畳みかけるようなイギーの語りの部分の歌詞はこんなカンジ。長いけど全部載せよう。

 

♪ここには素晴らしいものは何もない

 ただのひとつもない

 新しいものもない

 怯えた人々が居るだけ

 誰もが怯えきっている

 恐怖が魂を支配している

 そんなのもううんざりだ

 俺は新しい人生に向かって

 出て行くことを夢見てる

 くだらない知識に煩わされない場所へ

 そんな情報は要らない

 お前なんかほしくない

 要らないんだ

 もうまっぴらだよ

 そうだ、お前に言ってるんだ

 俺はパラグアイに行って

 木々に囲まれて暮らすよ

 俺を慕う召使やボディガードと共にね

 誰にも批判されず

 礼儀だの作法にもうるさくない

 お前が言うところの間抜けになるのさ

 上手くいくさ

 手遅れになる前に脱出するんだ

 人間が人間で居られて

 本気で居られる何処かへ

 お前はパソコンにしがみついて

 その臭い口でしゃぶってな

 サイテーの腐れ野郎め

 二枚舌に三股のゲス野郎め

 せいぜい書きなぐるがいい

 ダラダラとクソみたいな言葉を

 当局に見つかって

 しょっぴかれて痛い目にあえばいい

 悪意に満ちて根性が悪いお前自身のせいさ

 だってもううんざりだからさ

 お前の所為だぜ

 だから俺は自分を癒しに行くんだ♪

 

音がどれだけ変わってもまったくブレないスピリット。もう50年近くも。

イギーの盟友で先に逝ってしまったルーやボウイと同じだ。

もう1曲、こっちはDVDのバージョンから。

Iggy Pop - Break Into Your Heart (Live At The Royal Albert Hall)

♪全部壊せ

 全部奪え

 全部騙せ

 全部盗め

 全部裏切れ

 全部触れ

 全部壊せ

 全部壊せ♪

 

 

ツィッターで廻ってきた‟来日希望嘆願書”に俺も署名したんだけど、この素晴らしい今のイギーは絶対に見逃したくない。

間違いなく、何度目かのピークが来てる。

 

 

 

 

 

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