死に物狂いの明るさで
よく降るなぁ、いつまでも。まるで『ブレラン』のように。
いよいよ、遂にと言うか、ずっと懸念してたことが本当に動き出してしまった。‟こうなる前に何とか出来たんじゃないか?”という思いと‟対処したところでどうにも出来なかっただろう”という諦観の間を行ったり来たり。
こんな俺でも罪悪感は感じてる。昨夜、5時間残業の帰り際にブチ切れたのはそれの反動もある、きっと。
「誰それが悪い」だの「●●の所為だ」と自己正当化しようとしても俺が悪い。百歩譲っても‟俺も”悪い。
でもよ、開き直るけど、必死に対処したところで、この俺に何とか出来たのか?
これが悪い、あれをこうすれば良かったって言っても仕方ねーよ、もう。なるようになれ、だ。
♪何が悪いというのは簡単だ
でも、そんな話、一晩中聞かされてみろよ
睡眠薬みたいな人間ってのが居るんだよ♪
話はちょっと脱線するけど。
たけしがその昔、バイク事故後に復帰した時のコントで包帯ぐるぐる巻きの姿で医者に「残念ながら半身不随です」と宣告されて「右ですか?左ですか?」と尋ね「右」と返され、右寄りだったチンコを、そっと左に移動するってネタがあったんだけど、そのくらいの稚拙で行き当たりばったりでヤケクソな対応してくしかないのかな?って気がしてる、今は。
こないだ、Kクンに聴かせてもらったコレが今の気分にドンピシャ、怖いほどに。
真心ブラザーズのデビュー・アルバム、『ねじれの位置』(90年)
「君と金さえあれば」とか「きいてるやつらがバカだから」とか「パンクロッカーの哀しみ」とか曲名だけで彼らがどういう部類に‟分類”出来るか明確にわかる。そして、それは俺の大好きな部類。
とりわけコレ。
もはやスタンダードな応援歌と言えそうな曲だけど、実ははじめてしみじみ聴いてスゲーなって。
つい最近も書いたばかりだけど、ホントに全部わかったうえでの、死に物狂いのポジティヴソングだと思う。
そして、上滑りしない借り物じゃない言葉がすっと耳に入ってくる。
此処に辿り着きたい、俺も。
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