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74回目の7月26日に/孤独な憂鬱

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まずい。

いや、‟土用の昼だぜ!”って言いながら(昨日の話)食ったコレは美味かったよ。まずいのは俺の心情の方。

ここのところ、残りの人生の最大にして、ほぼ唯一のモットー、‟楽しく生きる”から、どんどん遠ざかってる気がする。

何とかしなきゃ。

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こないだ神保町のイカレた古本屋で買ってきたコレをちょっとづつ読んでる。

ロックジェットの、昨年暮れに出た67号。ストーンズの『ブルロン』特集号。なんとなく出た時、買いそびれてて。

年代モノの雑誌は高かったから、コレでいいやって。定価の半値ぐらいだった。

鮎川誠、延原達治etcのお馴染みの顔ぶれがストーンズとブルースについて熱く熱く語ってる。

 

「普通だったら、次は一番上の高いところに行くと思うところで、ミックが歌い始めたら、バンドは‟おう、そうきたか”と、ぱっとまたアタマから始める」

 

鮎川のこの発言にゾクッときた。最近、同じような話、何処かで聞いたなと思ったら、神保町の前の晩に東高円寺でHagalが言ってたんだった、嬉しそうに。

 

「もうね、NONちゃんがとんでもないところ、‟えっ?ここで?”ってところで歌い出すの。決まりとか無いの、自分の歌いたいところで入ってくるから。合わすの大変なのよ」

 

話を聞きながら俺は、NONの相棒、良次雄がまったく同じことをした(進行をその場で変えて、バンドがそれについて行った)のを目の当りにしたのを思い出してた。

THE GODがストーンズっぽいのは、不良性とかルーズさ(それもあるけど)だけじゃなく、こういうところなんじゃないかな?と思ったりして。

 

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読んでると聴きたくなって、引っ張り出してきて繰り返し聴いてる、また。

ROLLING STONES Blue and Lonesome

どの曲もいいんだけど、タイトル曲になったリトル・ウォーターのコレがやっぱり凄すぎる。何度聴いても、ハープ・ソロのところのミックのブレスにゾクゾクしちゃう。

なんで、こんな重くて哀しい曲をタイトルに選んだのか?そもそも、マディ・ウォーターズを1曲も入れずに何故、リトル・ウォーターを4曲も入れたのか?

そんなことを考えながら聴くのが楽しい、俺は。

西側世界、に限らないか。世界中にミック・ジャガーになりたいヤツらがゴマンと居る。なのに本人はミック・ジャガーで居ることに満足してない。幸せじゃないんだ。そんなの俺には耐えられない。俺はアイツをハッピーにしてやらなきゃならない。友だちの不幸は、すなわち俺の不幸でもあるんだ」

キースの88年、『トーク・イズ・チープ』の頃の発言。

コレがその答えとは言いきれないけど、何となくわかる気がする。ミックのフィーリングとかキースのモチベーションとか。

だから74歳にもなって、金なんか腐るほどあってもまだ続けるんだよ、きっと。

俺はまだ52歳だし、金は泣きたくなるほど(笑)無いけど、諦めずにもう少し進んで行かなきゃな。

40年間、ただただ、ぼーっと聴いてただけじゃないからさ。

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