I FEEL GUILT
本当はそうじゃないのはわかってても‟俺は正しい、間違ってない”と何でも自己肯定する図々しく神経の太い俺もさすがに‟コレはまずい”と思う今日この頃。
酷い罪悪感を感じながら日々を過ごしてる。
そうかと言って何か手を打つかと言うと、そうしないだろう、出来ないだろうことも自分でわかってる。
激しい自己嫌悪。
まずい。コレはホントにまずいよ。
物凄い気分の揺れを感じながら、今日、何度となくリピートして聴いてたのがコレ。
MARIANNE FAITHFULLの90年リリースのライヴ・アルバム、『BLAZING AWAY』
マリアンヌの盤を初めて手にしたのは今年になってからという俺だけど、コレは実は出た頃から気になって欲しいとは思ってた。バック・バンドにフェルナンド・ソンダースが居たから。
27年を経て、雛祭りの日に渋谷(大っ嫌い)でようやく手に出来た。
いざ手にしてみたら、フェルナンドだけじゃなく、マーク・リボー、Dr.ジョンやガース・ハドソン(ザ・バンド)など錚々たる顔ぶれのバンドだった。
プロデュースはハル・ウィナーだし、レコーディング会場はブルックリンの教会だしで、NYのムードを強く感じる。フェルナンド、ハル・ウィナーなどルー・リード人脈が重要なポジションに居るのも目に付くし。
スウィンギング・ロンドンのシンボルのようなマリアンヌなのに、そのギャップが面白いというか俺的には最も興味を惹かれるところ。正直、あんまりいいと思ったことのない彼女のルックスも、このジャケに関してはすこぶるカッコイイし、見つけられて思い出せてよかった。
内容は静かに、けど力強く唄うマリアンヌを凄腕たちが手堅くサポートしてるといった印象。静かにとは言ってもお上品にしんみりと、ってカンジとはほど遠く、とんでもない緊張感が漂ってる。
堕落しきって倦怠感もあるのに凛とした気品もあって、何とも不思議なムード。惹きこまれるね、とっても。
曲は、あの「涙あふれて」や、「ワーキング・クラス・ヒーロー」や「シスター・モーフィン」をはじめ、どれもいいけど今日の気分で言うとコレ。
Marianne Faithfull - Guilt
♪私は罪悪感を感じている♪ってね。
軽口叩いてないで、何とか気分変えていかないとなぁ。
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