カテゴリー「書籍・雑誌」の242件の記事

おまえを そのまま 飲み込んでしまいたい

‟人のふり見て我がふり直せ”を痛感した一日。

俺はアレはやらない。絶対に。

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現場に行けなかったと言えば高円寺で開催されてて一週間差で観れなかったコレも・・・。

‟現場主義”っつったら、この佐藤ジンも相当だな。ライヴ写真も勿論いいけど、オフショットやライヴハウスに居る客のとかも印象的で。東京のストリートシーンだとこの人と地引雄一だろうね、ここまで撮れたのは。

で、コレも図録で我慢したんだよ、泣きながら(笑)

会場に置いたパンフ的な小冊子ってカンジだね、コレは。サイズも小さいし、64ページしか無いし。その割には値段は張ったし、コレの元になった86年刊行の大判500ページ近くの写真集も持ってたから一瞬悩んだんだけど、でも、インフォでこの表紙見たらダメだった。どうしても欲しくて。

ラピスが居た最初期のフリクション、額から血を流し客席を凝視する江戸アケミ、ユンボに跨り恍惚とする山塚アイ、そして85年夏の甲本ヒロトetc。今回はカラーページがあったのが意外だった。

 

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初期の無茶苦茶やってた頃のも、表紙の、伝説の後楽園ホールのも勿論いいけど、バンドの末期、84年暮れの新宿ロフト3DAYS(最終日にミチロウが解散宣言)のこの写真とかメチャかっこよくて大好き。もう、身震いしちゃうぐらいに。妖艶だよなぁ、この時期のミチロウ。

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年明けに出るらしい新装版?にこの時の写真がもっとあるといいな。この宝島に載って『TO-Y』でオマージュされたヤツとか。

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今年もアピアには行けなかったからコレでも聴こう。

THE STALINの『』からのシングルカット、「NOTHING 水銀」のCD(デジパック仕様ナンバリング入り)再発盤(97年リリース)。

ザ・スターリンのシングルで唯一、未入手だったのがコレ。だって、2曲ともLPに入ってたし、ジャケも何だかなぁだし・・・。大体、「何で『Nothing/水銀』?」って思ったもん、当時。『水銀/アザラシ』だろう?って(笑)て言うか、どうでもいいけど大文字表記だったんだな、NOTHING(笑)

でも、そうは言いつつ、20年を経て『ギミデン』の日に新宿の赤黒で購入。原価割れだったしね(笑)いい出会いがあれば7インチも欲しい。

The Stalin - 水銀

やっぱり、ザ・スターリンの曲で一番好きかなぁ、コレが。

この曲が大嫌いだったらしいタムの弾くイントロのギターの不穏さ!はっきり言って、この曲の魅力の80%ぐらいはこのイントロだと俺は思ってる。あとはミチロウのマゾヒスティックな歌詞と妖しげな声だね。

1月にミチロウに直訴したら「やんない」って言われたけど、いつの日かTHE ENDのバージョンが聴きたい。まだ諦めねーぞ!

 

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現場主義のフォトグラファー

今日もまた休み。

今年の夏、7月8月のお出かけの狭間に開催されて物凄い行きたかったけど涙を呑んだコレの写真集版をじっくり眺めてた。

大好きなんだよ、ボブ・グルーエンの写真が。

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プレスリー、アイク&ティナ・ターナー辺りからライアン・アダムス、グリーンデイまで。300ページに及ぶ膨大な写真の数々。

ジョンの、自由の女神の前でのピースサインにNYシティーTシャツ姿。72年、マディソン・スクエア・ガーデンのミック&キース。スーツと着物(初来日@京都)のキッス。紙袋に突っ込んだギターと丸裸のベースを持って地下鉄に乗ってるラモーンズ。口の周りをマスタードだらけ&血塗れにしてるシド。そしてポーズ決めて撮ったとしか思えない表紙のクラッシュ(何でミック・ジョーンズ、カットしたんだ?)。日本版にはフジロックでの写真が16ページ分追加されるという嬉しいオマケも。

ミック・ロックアーニー・リーボヴィッツ、それに勿論、ロバート・メイプルソープ。好きな写真家は何人も居るけど、彼らとボブの違いは生々しさ。フォトセッションとは思えない臨場感がある。実際にたまたま居合わせて撮ったと思われる写真も幾つもある。特にNYパンク周辺のは。いかにボブが密接にバンドにくっついてたか判ると言うか。現場に居たからこそ撮れた的な。まるでドキュメンタリー。このシーンをここまでディープに撮ったのはボブ以外にはロバータ・ベイリーぐらいしか居ない。そしてさまざまなライヴ写真でのばっちりなタイミングと構図には彼のロックを愛する想いが強く感じられる。

 

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特典のポストカード・セットはジョン/ラモーンズ、ストーンズ/ピストルズ/パティの組み合わせにも惹かれたけどコレをチョイス。このイギー&デボラ・ハリーのがどうしても欲しくて。

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今夜はコレを聴いてる。ポストカード・セットの右下の人が在籍したNEW YORK DOLLSの『RED PATENT LEATHER』

75年3月、バンド末期のヒッポドロームでのライヴ。リリースは84年、この手のモノでお馴染みのフランスのニュー・ローズ傘下のファンクラブ・レコードから。ジャケは勿論、ボブの撮影。

レーベルがお馴染みなら音質もお馴染みなカンジ(笑)シルヴェインがプロデュースしてるからか、シルのG&keyが音量大きめな気も。

先述したとおり、バンドは崩壊寸前で、アル中&ヤク中で使いものにならなかったアーサーの代わりにローディーのピーター・ジョーダンが2ndベースとしてクレジットされてたり(この後のふたりドールズの来日公演にも参加)、この時期のドールズに関わってたマルコム・マクラーレンに変な服(女装はありでもコミニストはさすがにヤバかったっぽい)着せられたりしてるけど意外に演奏のクオリティーは高い。

New York Dolls - Red Patent Leather

その後の各メンバーのソロ作に収録された曲のドールズ・バージョンも楽しめるけど、コミニスト・ルックの元になったか、それを受けて書かれただかの(珍しいサンダース/シルヴェインの共作)タイトル曲を貼っておこう。

何でニューヨーカーのボブが、デビュー前のピストルズをロンドンまで出向いて撮影したのか?って、ずっと不思議に思ってたんだけど写真集眺めてて気づいた。マルコム絡みだね、たぶん。

こういうことに思いを巡らせるのが楽しいんだよなぁ。

俺は‟現場”には行けなかったけど写真集は手に入れられてよかったよ。

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BUT NOTHING COMES MY WAY

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暑かったなぁ、今日も。昨日よりは少しマシか?アクシデントはとりあえず小休止。だよな?

映画、『ギミーデンジャー』(大ヒット中。たぶん、予想以上の)の公開に合わせて発刊された2冊を眺めつつ、音楽聴いて呑むのがここのところの定番。

1つは『CROSSBEAT special edition SHINKO MUSIC MOOK IGGY POP

もう1つは『ACTION PORTRAIT IGGY POP PHOTO by GIN SATO』(LOFT BOOKS)

前者は今まで無かったのが不思議な(ルー、ジョニサン、パティなんかはとっくにあったのに・・・)イギー初の日本版書籍。ヒストリー、ディスコグラフィー、コラム等、お馴染みのライター(大鷹俊一、小野島大、行川和彦etc)による記事も勿論いいけど、何と言ってもシンコーならではの各時期のインタビューと写真が圧巻。表紙&裏表紙の写真のチョイスもグーだし、サイコーの1冊。

後者は日本のストリート・シーンの生き証人、東京ロッカーズ~ハナタラシまでの写真集『ACTION PORTRAIT GIG』の‟あの”佐藤ジン撮影による79、83、87、89、94年の来日時の写真集。温度や匂いまで感じさせるようなイカシた瞬間を捉えた家宝級の1冊。何度眺めても飽きない。

さっき眺めててふと思い出したのは先日のツィッターでのイギー・ポップ日本FC2代目会長、しみーさんとのやりとり。

「もし、77年にボウイと組んでなかったらどうなってたか?」

ストゥージズ解散後、ボウイ/ベルリン期に前後して組んでたex.ストゥージズ後期のギタリスト、ジェイムス・ウィリアムスンともっと作品残した可能性は高い。しみーさんが言うようにボウイとの方がイレギュラーだもんね、それまでのイギー史を考えると。

聴いてみたかった気もするけど、‟パンクの元祖”として(実際に言われてたけど、もっと)祭り上げられて、そのイメージに凝り固まっちゃって、つまらない、小さい存在になっちゃってた危険性も・・・。

77年、パンクの時代に『イディオット』と『ラスト・フォー・ライフ』を残したのはデカい。『ポスト・ポップ・ディプレッション』が出た後の今、より強くそう感じる。イギーは裸でウホウホ言って暴れるだけのヤツじゃない。

この2冊や、ジム・ジャームッシュ特集のユリイカ最新号で鋤田正義撮影の写真を見てると70年代後半~80年代前半のイギーをどうしたって思い出す。

此処に何度も書いたけど、低迷期というのが定説になってるアリスタ期に俺は強い思い入れがある。

なんたって、長いイギーの歴史の中で俺が一番好きなステージ衣装は『パーティー』のツアー、『Live in S.F.』のビデオで観た黒のミニスカートだしさ(笑)

確かに‟名作”と呼べるような作品は無いかもしれないし、イギー本人のコンディションも良かったとは言えない時期だとは思うけど、きっちり、かっちり仕上がってないゆえの良さがある、と思う。それは俺が大ファンだからかもしれない。アバタもえくぼ的な。でも、他の時期にあまり好きになれなかった作品はある。何でもいいワケでは無いんだよね。

今夜聴いてるのはコレ。

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ボウイ/ベルリン期の後、明確なヴィジョンも無いまま、流されたり、振れ戻ったりしながら迷走してたアリスタ期の1枚目、79年の『NEW VALUES』

ボウイ/ベルリン期の前、ストゥージズ解散後に作られたイギー・ポップ&ジェイムス・ウィリアムスン名義の『キル・シティー』同様、ウィリアムスン・プロデュースで末期ストゥージズでキーボードを弾いてたスコット・サーストン全面参加。ウィリアムスンは何故かプロデュースのみで殆どギターを弾いてない。作曲も1曲のみ。その代りと言うかサーストンは4曲作曲。

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サーストンとの共作の1つ、アルバム2曲目に配置されたタイトル曲。1曲目の「テル・ミー・ア・ストーリー」と並ぶ俺のフェイバリット。うねるリフに乗るイギーの吐き捨てるようなヴォーカルがカッコイイ。

アルバム自体はアリスタの3枚では一番、評価高そうだけど、俺はイマひとつ。良い曲はあるのにサウンド・プロダクションが弱い。イギーとウィリアムソンが噛み合ってなかったのかも。この後、長きに亘って、2人が組まなかったのも判る気がする。でも、34年を経て傑作を生みだしてくれたからホントに良かった。

そうは言ってもこのアルバムも結構聴いたんだよな。イギーの本気度は伝わってくるから。

売れてる時も売れてない時も、スタッフからプレッシャーかけられてヤケっぱちな時も、いつもイギーは本気、その時々で。

キース・リチャーズ、ルー・リード、パティ・スミス、遠藤ミチロウ。俺の好きな人はみんな、そうだけど、イギーは明け透けにそれを言う。

そこが大好きなんだよ。

 

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さらば夏の日 2017.AUG.

みんな、バカだなあ。

て言うか、俺も。

それも、かなりのハイレベルで。

もしや俺が優勝?ってぐらいに。

8月唯一の連休だった昨日と今日は、ほとんどウチで過ごした。明日から、ちょっと真剣にやらなきゃならない新展開があるし、とことんリラックスしたくて。

昨日はずっと気になってた部屋に散らばってるCDの整理に明け暮れて、今日は映画ばかり観てた。

アウトレイジ』、『アウトレイジ・ビヨンド』、そして『セッション』(笑)

全部、何度も観たことあるやつばかり。

 

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合間にちょっと前に買ったコレを読んだ。

最後のアルバム、『夢助』に焦点を絞った清志郎特集の『ロック・ジェット』 70号。

実を言うと俺は『夢助』をそんなに聴き返してない。

曲も演奏もいいと思うけど、清志郎の声が・・・。痛々しいと言うか違和感あって、どうも中身に集中出来なくて。

激しい雨」も「毎日がブランニューデイ」も声が戻った『完全復活祭』のライヴ・バージョンの方が断然好き。余計なこと考えずに曲に集中出来て。

『完全復活祭』で演ってない曲で好きなのは、プロデューサーのスティーヴ・クロッパーとの共作、「THIS TIME」とクロッパーが気に入って、作曲者・細野晴臣のデモ音源をそのまま使用した最終曲、「あいつの口笛」だな。

『ロックジェット』には、その細野、クロッパー、それから三宅伸治、そして勿論、チャボのインタビューが掲載されてる。俺が購入の決め手にしたのはチャボ。当たり前だけど。

そんなにたくさんは載ってなかったけど、先述の「激しい雨」と「ブランニューデイ」を共作したいきさつ、それに制作の様子を聞かせてくれて読み応えばっちり。なんとなく想像してたことがチャボ本人の口から出てたりもして。コレを読んだ時にも思ったけど、近年のチャボは随分はっきり、こういうこと言うね。みんなが聞きたいこと、自分が言えることはちゃんと言っておこうって思ってるんだろうなぁ。

チャボの今年のバースデイ・ライヴは、このタイトルで、このビジュアルで、しかも野音。

でも俺は行かない。

今の俺はチャボのライヴをそれほど観たいと思ってない。

アルバムも出れば買うけど、そんなに深くは聴いてない。

理由は前に書いたことだけじゃない、ホント言うと。

正直に言うね。

これ言ったら身も蓋もないけど、チャボの隣りには清志郎が居て欲しい、居ないと寂しい。

BOOK』と『』はRCがまだある時のソロだったから。それ以降も離れてても清志郎は居たから。

もうチャボが清志郎と並ぶことはない、清志郎は居ないって実感したくないから。

‟清志郎の方が好き”ってことじゃない。‟チャボの方が好き”な訳でもない。

ただ、一緒に居て欲しかった。別行動してても‟そこ”にお互いの存在を感じさせてほしかった。

忌野清志郎&仲井戸麗市 - 忙しすぎたから 1994

23年前の夏、RC以降、はじめて大々的にふたりが共演した時の1曲。

俺はチケット取れなくて行けなかった、始発に乗って行って並んだのに。ホントに‟瞬殺”だったんだよ。

リンコが詞を書いてケンチが唄った曲をふたりで演る、しかも、この曲の時にはまだ混ざってなかったチャボが唄ってるのっていうのがいいなぁ。

イントロをしくじって、照れくさそうにチャボに向かって「もう1回」って言う清志郎、そしてハモる箇所とエンディングで清志郎の方を見るチャボの顔。

たまんないんだよなぁ、こういうのが。

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今からはオリジナルの方が収録された『楽しい夕に』を聴こう。

RCサクセション、72年12月リリースの2nd。

それこそ、あんまり聴き返してこなかったけど今夜は聴きたい気分。「九月になったのに」も入ってるしな(笑)

仲井戸麗市 / さらば夏の日 '64 AUG.

何とかこの曲に辿り着いた・・・(笑)

今年も無事、夏が越せそうだ。

もう既に涼しいを通り越して肌寒いけど(笑)

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74回目の7月26日に/孤独な憂鬱

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まずい。

いや、‟土用の昼だぜ!”って言いながら(昨日の話)食ったコレは美味かったよ。まずいのは俺の心情の方。

ここのところ、残りの人生の最大にして、ほぼ唯一のモットー、‟楽しく生きる”から、どんどん遠ざかってる気がする。

何とかしなきゃ。

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こないだ神保町のイカレた古本屋で買ってきたコレをちょっとづつ読んでる。

ロックジェットの、昨年暮れに出た67号。ストーンズの『ブルロン』特集号。なんとなく出た時、買いそびれてて。

年代モノの雑誌は高かったから、コレでいいやって。定価の半値ぐらいだった。

鮎川誠、延原達治etcのお馴染みの顔ぶれがストーンズとブルースについて熱く熱く語ってる。

 

「普通だったら、次は一番上の高いところに行くと思うところで、ミックが歌い始めたら、バンドは‟おう、そうきたか”と、ぱっとまたアタマから始める」

 

鮎川のこの発言にゾクッときた。最近、同じような話、何処かで聞いたなと思ったら、神保町の前の晩に東高円寺でHagalが言ってたんだった、嬉しそうに。

 

「もうね、NONちゃんがとんでもないところ、‟えっ?ここで?”ってところで歌い出すの。決まりとか無いの、自分の歌いたいところで入ってくるから。合わすの大変なのよ」

 

話を聞きながら俺は、NONの相棒、良次雄がまったく同じことをした(進行をその場で変えて、バンドがそれについて行った)のを目の当りにしたのを思い出してた。

THE GODがストーンズっぽいのは、不良性とかルーズさ(それもあるけど)だけじゃなく、こういうところなんじゃないかな?と思ったりして。

 

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読んでると聴きたくなって、引っ張り出してきて繰り返し聴いてる、また。

ROLLING STONES Blue and Lonesome

どの曲もいいんだけど、タイトル曲になったリトル・ウォーターのコレがやっぱり凄すぎる。何度聴いても、ハープ・ソロのところのミックのブレスにゾクゾクしちゃう。

なんで、こんな重くて哀しい曲をタイトルに選んだのか?そもそも、マディ・ウォーターズを1曲も入れずに何故、リトル・ウォーターを4曲も入れたのか?

そんなことを考えながら聴くのが楽しい、俺は。

西側世界、に限らないか。世界中にミック・ジャガーになりたいヤツらがゴマンと居る。なのに本人はミック・ジャガーで居ることに満足してない。幸せじゃないんだ。そんなの俺には耐えられない。俺はアイツをハッピーにしてやらなきゃならない。友だちの不幸は、すなわち俺の不幸でもあるんだ」

キースの88年、『トーク・イズ・チープ』の頃の発言。

コレがその答えとは言いきれないけど、何となくわかる気がする。ミックのフィーリングとかキースのモチベーションとか。

だから74歳にもなって、金なんか腐るほどあってもまだ続けるんだよ、きっと。

俺はまだ52歳だし、金は泣きたくなるほど(笑)無いけど、諦めずにもう少し進んで行かなきゃな。

40年間、ただただ、ぼーっと聴いてただけじゃないからさ。

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LA MOSCA旅日記 / 極限の自由へ

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名古屋に比べりゃ東京なんて目と鼻の先だぜ」とか調子こいてたらエラい目にあっちゃった。

4時間半の遅延。

一昨日、土曜の東京行きの高速バスの話。事故による区間通行止めの影響で。いくらバス好きでも7時間も乗ってたらさすがに飽きる(苦笑)水も食料も底を尽いたし、タブレットは充電切れそうだしで上野で脱出。上野なんて何年ぶりだろうな?

先週は通勤でも6日中3日、電車の遅延があったし、思えば名古屋の日も行き帰り共に影響受けたし、当たり引き過ぎ。‟貴重な経験”とか‟ネタになる”とか強がり言ったけど、もう当分の間は遠慮したい・・・。

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大幅な予定変更もやむなし、と諦めながら啜ったコレで一気に気分が落ち着く。相撲中継のTVが流れる、老夫婦が営む風情ある店のTHIS IS ざるそば。

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‟気が向いたら行こう”ぐらいに思ってたけど‟やっぱり行こう!”と此処へ。

東高円寺のブルーキャスケットぴったり1年ぶり

Hagalがこの日、此処で占いやってるの知ってたから。でも、仕事の邪魔しちゃ悪いから遠慮しようかな?って躊躇してた。

でも行ってみたら・・・。

なんかスゲー喜んでもらえて。「なんかラモちゃん、来るような気がしてたんだよね」なんて言われてな(笑)

あの小さな店に座りきれないぐらい居たお客さんたちと楽しく会話出来たりもして。何故かてんでバラバラなところから来てた人たちばかりで。沖縄の子が居たのには驚いたぞ

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「もうちょっとで終わるから待ってて」と、疲れてるだろうに時間を割いてたくさん話してくれたHagalさんに感激。嬉しくなるような話、たくさん聞けたんだけど此処に書けそうなのを1つだけ。名古屋でHagalさんが撮ってくれたリョウ、NON、キヨシとの4ショットをリョウが見て「なんか、ラモスカ、メンバーみたいだな」って言ってたって!顔がぐちゃぐちゃになるほど俺がニンマリしたのは言うまでもないよね?(笑)

話を聞いてて、話をしてて思ったのは彼女の母性の強さ。なんかね、THE GODのお母さん的存在っぽい。メンバー中、一番若いのに(笑)

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Hagalさんと駅で別れてから向かったのはBlue on Velvet

此処はこの時以来だね。

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2回しか行ったことのない俺を憶えててくれたマスターがウェルカム・ソングでかけてくれたのは「ROCK’N ROLL I.D.」、GODの。またまた感激でこんな顔に(笑)この後、無茶なリクエストしまくった挙句、寝オチ(苦笑)

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こっち側に座ったのはじめてだったな。窓の外にJRの線路を走る電車が見えた。

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明けて日曜は前日に予定してた神保町~お茶の水をはしょりながら。まずは此処。

古本屋のメッカな神保町でも音楽書籍の在庫がディープなブンケン・ロック・サイド。もう笑っちゃうぐらいに何でもある。時間が許せば何時間でも居られるね、この店。

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この辺はスルー出来ずに見入ってしまったよ。持ってるのも結構あるけどね。

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ちょっと値が張るので置いてきてしまったからせめて写真だけでも・・・(撮影許可を得ました)ジャム、懐かしいよなぁ。

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予想どおりになかったミュージックライフの77年12月号。ざっと見たところ、その1号だけだった、無かったのは。さすが、ジョニー・ロットン!

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日曜はさぼうるは休みなんだな。生ストロベリージュース飲みたかった・・・。近いうちに必ず!

しかし、今回は‟災い転じて福と為す”な旅だったな。こんなに思うがまま、好き勝手に行動していいのか?って自分でビビるぐらいに気ままに動いたよ。予定立てて、そのとおりにこなすことに喜びを感じるこの俺が。

いや、大丈夫。まだ行ける

指すは‟極限の自由”だ。

*脳内BGM=「泳いでいこうか」THE GOD*

いい夏休みだったよ。

この後、お茶の水で廻った2件については回を改めて・・・。

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I KNOW YOUR NAME

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さっき、月が赤かった。

今日は随分暑くなったな。いよいよ夏、かな?

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名古屋遠征のお供に持って行って、1ヶ月ぐらい前に読了した、この本のことを書いてなかった。

伊坂幸太郎の短編集、『首折り男のための協奏曲』

3年前の単行本が昨年末に文庫化されたモノ。

帯や裏表紙に書かれてるほどには繋がってない7つのショートストーリー。

人間違い、人違い、濡れ衣、身代わり、いじめ、時空のねじれに逆回転、キャッチボールにピアノにクワガタに化学記号。偶然と必然、そして運命。

首折り殺人鬼と、お馴染み泥棒で探偵の黒澤が居たり居なかったりの展開。

恒例の印象的だった台詞を幾つか。

 

「大人になっても人生はつらい?」

「子供の頃より今の方がよっぽど自由だよ。人生はガキの頃の方がつらい。今だって嫌なことはたくさんあるけどな、学校に行って、あんな狭いところで苛められたりしてた時に比べれば。とにかくガキの時の方が我慢することが多かった」

「たった八時間の思い出を五十年経っても大事にしてるなんて」

「昔見た、カール・ルイスの百メートル走は、ほとんど十秒ぐらいだったが今でもよく記憶している。思い出は別に、時間とは関係がない」

「安全地帯から文句を言うだけなら、ただの、謙虚さをなくした評論家だ」

「どうすればいいのかは分からないので、いろんなことにクヨクヨしていくしかないです」

 

怪談仕立ての『相談役の話』も斬新な構成に持ってかれる『合コンの話』もよかったけど、一番印象に残ったのは、気が利いてロマンチックな、『君の名は』へのオマージュのような『僕の舟』

ちょっと出来過ぎのような気もしなくもないけど読後の心地良さではコレ。

四日間、八時間の五十年後と一日、一時間の六十年後。

無理矢理気味にこじつけるのは、この曲。

Beatles - You Know My Name (Look Up The Number)

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ジョン「もともとはフォー・トップスのような曲にするつもりだったんだけど、先に進まなくて、結局は冗談にしてしまった」

ポール「もしかしたらビートルズの曲で一番好きかもしれない。メロディが素晴らしいワケでもなんでもないけど、あのレコーディングはサイコーに楽しかった。思い出深い曲なんだ」

たまんないなぁ、こういうの。絶対に名曲とかじゃないけど俺も好き。

そういえば純一郎にも同名異曲があったな。

 

♪You Know My Name 君の名前を呼ぶときは

  You Know My Name  時間はまぼろしさ♪

 

そして彼の兄貴分は約四半世紀前に「I KNOW YOUR NAME」という曲(未レコーディング)を唄ってた。

 

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アレ、いい曲だったな。いつか聴けるといいなぁ。あと25年後ぐらいでもいいから(笑)

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DOWN AT THE ROCK’N ROLL CLUB

「うわっ!居た居た!」

‟もう嫌だ!行きたくねえ!”と思いつつウチを出た本日、スゲー懐かしい顔を見れた。

8年ぶりだってさ。山形と北海道つってたな。もう30越えたのか・・・。

「次は、あと10年以内だったら俺もまだ生きてて居るかもしれねえから、また来いよ」

今日、出勤でよかった。

そんなこんなで8デイズ終了。

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ゴキゲンに酔っぱらいながら今、聴いてるのはコレ。

『LIVE AT CBGB’s / THE HOME OF UNDERGROUND ROCK (パンク・ロックの極致/ライヴ・アット・CBGB’S』

‟あの伝説の”NYアンダーグラウンド・シーンのメッカだった、NYパンク発祥の地とも言えそうなライヴハウス、CBGB制作の76年リリースの2枚組ライヴ・コンピレーション。日本盤。

入手したのはキッチンカロリー、じゃなかった、茶水ユニオンの日。前記事のマクシズCDのリリース情報を得た時から続きネタとして考えてたんだよね(笑)

マクシズとCBGBはいわば、ライバル的存在で、店同士や出演バンド同士(とはいえ、どっちにも出てたバンドも多いけど)の確執も確かにあったらしい。ウェイン・カウンティが「カマ野郎!」とか下品な野次を飛ばしたディクティターズのハンサム・ディック・マニトバととっくみ合いのケンカしたとかね。その辺の話はこれらの書籍に明るい。

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ピンクの表紙の『プリーズ・キル・ミー』は、このブログ始めた頃、読んでたっけ。

この3冊のどれか、もしくはドキュメンタリー映像だかで、CBGBのオーナーだったヒリー・クリスタルの「最初にレギュラー出演させたのがテレヴィジョン。酷いもんだと思った。次に出演させたのがラモーンズ。こっちはもっと酷かった」っていうナイスな発言もあったなぁ。

Country Bluegrass Blues and Other Music For Uplifting Gormandizers (栄養不良の美食家の為の、カントリー、ブルーグラス、ブルース他の音楽)って正式名称でわかるように元々、パンクを扱うつもりで始めた訳じゃなく、出るバンドが居ないから、出してくれる小屋が他にないからっていう消去法で始めたってのも面白い。伝説なんて、そんなもんだよね、所詮。

マクシズがイケイケのアッパーなカラーだとすると、若干、アート指向の強いバンドが出てたのがCBGBってカンジかな?

どっちも当時の流行から著しく外れてたって意味ではそう変わらないと思うけどね(笑)

タフ・ダーツ、シャーツ、ラーフィング・ドッグッス、モンスター、サン、スチュワーツ・ハンマー、マイアミズ。

どれも悪くないけど今、聴いて一番カッコイイのはこのバンドかな?

Mink DeVille - Let Me Dream if I Want To

粋だよなぁ。うーん、カッコイイ。

最近、見かけなくなったけど、ひと頃はCBGBのロゴT着てるヤツ、やたら居たよね。俺も着たけど。もう、名前が独り歩きしてそれが何なのかわからない連中(俺の仕事先の学生とか)まで着だしてたっていう・・・。

単なるブランドになってしまったんだね。そして、それは今も続いてる。

それとは逆に俺みたいなヤツは、やたら神聖化しちゃうけど、実際はそんな大それたもんでもなかったのかも。なんて、行ったことねえからわかんないけど(笑)

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でも、このピンボケの、収録されてないのにトーキング・ヘッズが写る裏ジャケに象徴されるほどにはテキトーだったんじゃないかな?少なくても当時は。

それでも、大したことなくても憧れるし、好きだよ、未だに。

それこそ、収録されてないけど、CBGBと言ったら俺が思い出すのは、この人のこの曲。

Richard Hell & The Voidoids - Down at The Rock & Roll Club

ラモーンズよりパティ・スミスより、CBGBっていうと真っ先にリチャード・ヘルが頭に浮かぶ。他の連中が巣立って行ってもずっと変わらず其処に居た。そんなイメージ。

CBGBにもマクシズにも行けなかった俺だけど、明日は高円寺のロックン・ロール・クラブへ行ってゴキゲンなロックン・ロール浴びてこようっと。

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ロックン・ロール、好きになってよかった。サイコーだよ!

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一瞬、キリスト教に鞍替え(何から?)しようかと思ったよ、嘘だけど。

小6の時に♪アイ・アム・アン・アンチ・クライスト♪ って曲に電気走って、そのまま40年(!)痺れっぱなしで来た男としては、そう簡単にクリスチャンになるワケにはいかねーもんな。

ボコボコにヤラレまくった今週、今日は束の間の休日。次の休みは月曜。明後日じゃなく来週のね。

そう、来週は8連チャン。真ん中辺りで今週より派手にヤラレそうな予感・・・。でも、へーき。俺にはロックン・ロールがあるから。

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いつものごとく、ぐーたらで過ごした本日、1ヶ月近く前に購入したコレを読んだ。

ロックジェットの69(!)号、チャック・ベリーの追悼特集号。

俺はチャック・ベリーは全然、熱心に聴いてこなくて、手元にある音源もほんの少しだけど、何となく買っちゃったんだ、コレ。

他にもこの手のモノが出てるのかもしれないけど、チャボ、鮎川、プライベーツの延原が語るチャック・ベリーが読みたかったからかも。特に延ちゃんだな。この人のこういう話はいつも面白いから。マニアックでミーハーで。

買ったのを忘れかけてたのに何故、思い出して読んだかというと、昨日、38年ぶり(!)の最終アルバム、『CHUCK』が発売になったのもあるけど、2週間前の今池ハックフィンでTHE GODがこの曲に乗って登場したから。

 

Chuck Berry - Roll Over Beethoven

GODがチャックを登場S.E.に選んだことにぐっと来たよ、ウチで滅多に聴かないクセに(笑)ああいうシチュエーションで聴くと、普段と違う感慨抱いちゃうよなぁ。

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でも、今日はジェット読みながら、久々にコレ聴いた。

チェス時代の28曲入りベスト、『the Great Twenty‐Eight』

ロックン・ロールの基礎がみっちり詰まってる。カッコイイよ、やっぱり。サイコーだな。

笑っちゃうぐらいのワンパターンだけど全然気にならない。

『CHUCK』は今はまだ買わないつもり。もう少し時間経ってから、何処かの中古屋で出会いたい。

それが俺の、このロックン・ロールのパイオニアに対するスタンス。死んだからって理由で浮かれて手を出したくない。

そういえば、ネットで聴いたリード曲、「BIG BOYS」がこれまたまったく一緒で笑ったなぁ。こうじゃなくちゃね。

そうは言ってもホントは多少あるんだけどね、違うタイプの曲が。

 

Chuck Berry - My Ding-A-Ling

今池でもサイコーのプレイを聴かせてくれた俺が敬愛するドラマーの現在、在籍するバンドの1つがバンド名にした、この文字どおりの珍曲にして最大のヒット曲とかね。

この曲が入ってるアルバムも見つけなきゃ。

遺作より、まずこっちが先だな。

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WITHIN YOU WITHOUT YOU

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「お前、痩せる気あるのか?」って聞かれたら…以下略(苦笑)

今日のこの暑さだもの、仕方ねえって。それにコレはこないだのくだらない賭けに勝って現場のヤツが奢ってくれたモノ。断れねえじゃん、せっかく買ってきてくれたのに(苦笑)

そんなことはどうでもいいとして、いよいよ一週間切ったぞ。天気予報が不安なカンジだし、橋の下のタイムテーブルはまだ出ないけど、個人的には超ド級のイベントだ、何があっても目一杯楽しむよ。て、いうか間違いなく楽しい筈、どう考えても。

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昨日の休み、超ド級の準備やら調べものの合間にコレを読んだ。

BEATLESの『Sgt. PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND』の、リリースから50周年を記念したデラックス・エディションに合わせた特集のレコード・コレクターズ最新号。最近の例に洩れず、盤(当然、各種あり)は手にする予定も無いから、雑誌も買わないつもりだったんだけど本屋で目にしたらついつい・・・。

でも面白かった、予想以上に。跡継ぎ・ジャイルズ・マーティンのインタビュー、大鷹俊一やサエキけんぞうのいつもながらのコラム、鈴木惣一朗×直枝政広の対談、お馴染みの大好きなレコスケ、どれもよかったけど、宮崎貴士の全曲ガイドでの「ジョンが持ってきた2曲(先行シングルとして‟引き抜かれた”『ストロベリー・フィールズ』と当然ながらの『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』の物凄さに太刀打ちするべくポールが奮闘して出来たアルバム」って見解に強く納得。俺はずっと逆に考えてた。

つまり、ポールの張りきりぶりに太刀打ちするべくジョンが底力を発揮して生まれた曲だと思ってたから。目から鱗。考えたら、レコーディング・セッションの早い段階で、もう出てるもんね、『デイ・イン・ザ・ライフ』は。

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‟20世紀のポピュラー音楽の金字塔”とか‟ロック名盤の最高峰”っていうのが圧倒的多数意見で揺るぎないことに対する反発心もあって、もう随分長いこと、まっさらな気持ちで向かい合えてなかった『サージェント・ペッパーズ』には。

でも、昨日、超久々に通して聴いたらやっぱりスゲーや。最初に聴いた時、ブッ飛んだもんね、もうリリースから10年以上経ってたのに。

The Beatles - Within You Without You

最初、コレ嫌いだったんだ。なんか変だし、ちょっと怖くて(笑)

今、聴くとスゲーいい。インド思想みたいなのはまったくわかんないけどさ(笑)単純に音楽として素晴らしいなと。10年前に聴いたパティ・スミスのカバーもよかったっけなぁ。

♪認識するんだ

すべては自己の中に在る

何者も君を変えることは出来ない

自分の存在がちっぽけなものだと気づくとき

生命は豊かに溢れだす

君の内側に、外側に♪

歌詞は今回、はじめてしっかり意識して読んでみたけどいいな、とても。

ジョージ、(ってジョージだけじゃないんだけど)物凄い速さで開花したんだな。

初作曲作の『ドント・バザー・ミー』からここまで4年弱だよ、4年弱!

よく思うことだけど、このアルバムもリアルタイムで体験したかったな。

ずっとビートルズ聴いてって、コレ出て聴いて、最後に『デイ・イン・ザ・ライフ』が始まったらどうなっただろう?

気が狂っちゃったかもな(笑)

それにしても、このジョージの曲って「クラウス・ヴォアマンの家で夕食食った後に作った」っていう話だけど夕食に何食ったら、こんなの出来るんだろうね?

やっぱりキノコ系?(笑)

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