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カテゴリー「RC SUCCESSION」の233件の記事

2017年5月18日 (木)

The Time They Are A‐Changin’

左膝が痛い。

よくなるんだ、この症状。どのぐらいの日数で治るんだっけなぁ?

しかし、誇張でもポーズでもなく、ホントにガタがきてるな、身も心も。

幾つぐらいからか、薬やら何やらでメンテしたり誤魔化したりしながら生きてはきたけど、とうとう誤魔化しきれなくなってきてるって言うかね(笑)

もう正真正銘のポンコツのオンボロ(笑)

でも、それを嘆いてる訳じゃないよ。人間、いや人間に限らず、形あるものはいつか壊れるし、いつまでも同じままで居られないことぐらい、俺も判るし。今は85年で俺は20歳じゃないし、90年で25歳でもないし、2011年で46歳ですらない。

自分だけじゃなく、世の中というか時代もどんどん変わって行くしね。いくら頑固に拘ったところでコレには逆らえない。でも、洪水のように溢れる情報と変化に流されず、しっかりと自分に必要なものだけを見極めて取り入れることも出来る筈。難しいだろうけど出来る筈だ。

この先、自分にどれぐらいの時間が残されてるのか知らないけど、歳食った分だけ大胆になれて、これまで以上に濃い時間の使い方が出来そうな気もするんだよな。アタマと身体は衰えてフル回転とは行かないけど、それでもさ。

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2002年10月9日、チャボが52歳になった日にリリースされたアルバムを久々に聴いてる。

仲井戸‟CHABO”麗市、『TIME』

度々書いてることだけど、チャボは麗蘭の1stまでは手放しで喜んで聴いてた。で、次のソロ、RC活動停止以降初、ある意味、1stソロとも言えそうな『DADA』からはちょっとだけ醒めてしまって。曲単位で物凄く思い入れの強い曲もあるにはあるけどアルバム全体としては・・・ってカンジで。

それでも出れば聴いてる、オリジナル・スタジオ作に関しては全部。

この『TIME』は、実に久しぶりにアルバムとして大好きになれた。というかアルバム全曲がスッと入ってきたし、聴く時も飛ばさずに聴けてた。

CHABO BAND、麗蘭、アコギのインスト、ポエトリーリーディングっぽい曲。

当時のあらゆる活動形態の楽曲が収録されてて、下手すると散漫になってしまいそうだけど、‟時間”というテーマ、コンセプトが功を成したのか、不思議と統一感が感じられて聴きとおすことが出来る。8曲のスタジオ音源に3曲のボーナストラック扱いのライヴ音源という分量もちょうど良かったのかもしれない。

この時期ぐらいから、チャボに限らず、俺がずっと好きだったベテランと言われるアーティストは皆、‟時代と年齢”に自覚的な表現活動をするようになってきた気がする。そして俺もそういうモノを欲して始めたんだと思う。

ただ与えられて聴くんじゃなく、聴いて自分がどう思ったか?どうなったか?っていうのがロックン・ロールだと思うから。

話はちょっと脱線するけど、このアルバムの発売日って個人的に生涯忘れないだろうショックな出来事のあった日で。

当然、その日には手に入れられず、しばらくしてから手にしたんだけど。最初は聴いても入れなくて、中身に。それでも、そのショックから気持ちを逸らすように聴き続けてた。

数年は聴き返すとその頃の心情が蘇ったりもしたけど、今回聴いててそういうのが消えてた。

もう15年も経ったのに、そのショックからは完全に立ち直れては居ないんだけど、音楽は時の流れとともに意味が変わっていったのかも知れない。

あっ、「時代は変わる」以外ね。アレは未だにダメだ。初聴きの時に泣いちゃった記憶が消えてないから。

仲井戸CHABO麗市 - My R&R

このアルバムの曲が見つからなかったので、チャボが52歳のバースデイ・ライヴで1曲目に唄ったらしい、ひとつ前のアルバムのタイトル曲を貼っておこう。

未だに力くれるな、この曲。

大好き。

2017年5月 2日 (火)

8年目の5月2日に

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気づけば5月。ゴールデンだよ、ゴールデン。

俺も‟金賞”レベルで働いてるよ、相変わらず。

片っ端から片づけて、どさくさに紛れてケツまくったり、ずるして人に押しつけたりしながら(笑)何とか月末まで突っ走って憧れの彼の地の土を踏むぞ!

新幹線って高校の修学旅行以来だな、きっと。つまり自分で切符買ったのはじめてってことか。遅いデビュー(笑)

振り返ってみたら、今日の日付けで清志郎のことを書いたことってあんまり無いんだな。4月21日4月23日11月15日12月8日はほぼ毎年書いてるけど。

ここ数年、2~3年か?ようやく余計なことを思わずに清志郎の唄を聴けるようになった。

つい先日、アラバキでチャボが『カバーズ』の曲を演目にしたライヴをやったって話も聞いたし、随分時間が過ぎたんだなぁって思う。

 

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もう3年ぐらい前だっけ?コレが出たのって。遅ればせながら、つい最近、聴いた。

72~73年、RCサクセションの、いわゆる‟暗黒時代”のカセット録音のライヴ音源をまとめた『悲しいことばっかり オフィシャルブートレッグ

正直言うと、俺は初期2作ぐらいまでのアコースティック期、‟ハードフォーク”時代のRCにはあまり深い思い入れが無い。一番好きなアルバムはこの後の『シングルマン』だったりするんだけど、やっぱり『ステップ!』以降のエレクトリック化してからのRCが断然好き。それはコレを聴いても払拭されなかった。

でも、スゴイけどね、勿論。

メンバー、編成、それに曲のスタイルや唄い方までエレキ化してからとは違うのに既に清志郎、当たり前に。独自で圧倒的。

RCサクセション/ぼくとあの娘   

ずっと後、人気も沈静化してメンバー間の熱も微妙だった時期の『ハートのエース』で掘り起こされて音源化された曲の初期バージョン。こういうのアルバムに必ずと言っていいほど入ってたよね。

ちなみに同曲についてはレコーディング中、作業後に帰宅した後、チャボから「あの曲を今やるのは何でだ?」って電話で問いただされたって清志郎は言ってた。「チャボは曲を唄うのに理由があるみたいで。俺は無いんだ、そういうの」

ウソだと思う。

微妙な関係になってしまった相棒に向けたメッセージだったっていうのは俺の病的な深読みだろうか?このアルバムにはチャボの『GLORY DAY』も入ってたしさ。

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今からは『悲しいことばっかり』と同じ人(黄桜の青年)が録って同曲も収録された02年の『ロック画報10』の付録CDを聴こう。

今年はいよいよ、そうだな、秋ぐらいになったら高尾に行ってこようかな?

2017年4月26日 (水)

クズがここにいるぜ

やっちまったな、今日は。

如何に仕事に身が入ってないかを思いきり露呈してきたよ。

本当はそうじゃないのを判りつつ、自分を誤魔化して強引に何でも自己肯定する図太い俺も、コレはダメだと思った。これじゃ、ただのクズだ。

クズと言えば、この間の休日にこの映画を観た。

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映画『葛城事件』予告編

何故かこの手のドロッとした後味の悪そうなえげつない映画ばかり観てる最近(元々、好みではあるんだけど)ではあるけど、そのどれもに良い感想を持ててるワケでもなくて。

予告で煽ってた程でも無かったり、ただただえげつないだけ、後味悪いだけってのも多々ある。

でも、コレは近年観た中でもかなり良かった。『紙の月』や『渇き』と共に。

主要登場人物が皆、どこか歪んでるんだけど丁寧な、それでいて説明過多に陥らない描写で描かれててとても説得力がある。

たとえば、主人公・葛城清(三浦友和)が毎日座り続ける金物屋の椅子に長男・保(新井浩文)が座り、その視点から清の世界の狭さを教えてくれるシーンとか上手いなと思った。

幾つかの事件、実話を元に本が書かれたのかもしれないけど、ある意味、設定は類型的だし、ストーリーも予想出来るカンジで進んでいくんだけど、この丁寧さで妙にリアリティあって怖い。

そして、‟こんなヤツ居ねえよ”から程遠い、‟ああ、居る居る、こういうヤツ”ってカンジが尚、怖い。

更に‟自分も予備軍かもしれない”と思わされるところがより一層、怖い。怖すぎる。

映画の肝はエンディングだな。あっぱれなクズっぷり。変な話、爽快感すら感じた。自分は‟まだ”ここまでクズじゃないと思えたからか、俺だけじゃないと思えたからか・・・。いずれにしても人間っていいこと言っててもこんなもんだよなって思ったのは確か。

こじつけるのは見事に主人公を演じた三浦友和の高校の同級生のこの曲。

忌野清志郎 - 人間のクズ

♪川のほとりで自殺を考えた

 だけど怖いからやめた♪

この歌い出しの鮮烈さが、さすが清志郎。

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99年、その当時の何処か軽く、誤解を恐れずに言えばコミカルでさえあった作風から一変したシリアスなタイトルとジャケの『冬の十字架』の1曲。印象的なジャケの撮影場所は清志郎の父親(養父)が晩年、独りで暮らしてた清志郎の実家。背景には清志郎が五年生の時に描いた絵や『愛しあってるかい』やロッキンオンや写楽らしきモノも。

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それにしても、この清志郎の黄昏具合は凄い。見事に中身を反映してるよな。「君が代」が収録されてて発売でまたまた揉めてそれが話題だったけど俺の関心はそこじゃなくてこの辺だったね。‟崖っぷち”だったのかもな、ホントに。

2017年4月 2日 (日)

66回目の4月2日に

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咲き始まった。

来週まで持つかなぁ?

怒涛の8連チャン、スタート。しかも年度始め恒例の特大行事3つあり。

来週まで持つかなぁ?

ダムドのドキュメンタリー映画のDVD観たら、いろいろこの手のモノを思い出して『シングルマン』の制作ドキュメンタリー番組映像を観たのは先週のこと。

そこから久々に毎日、清志郎の声を聴く日々が続いてる。

昨日の休日に聴いてたのはコレ。

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『1987年の忌野清志郎』なんてムック本も出てるけど(未入手)、その87年リリースの清志郎、初ソロアルバム、『RAZOR SHARP』

清志郎の作った全作品の中でも5本の指に入るぐらい好き、俺は。いろんな意見あると思うけど、彼の音楽人生でもかなり重要な作品なのは間違いないと思う。

WATTATA (河を渡った)

アタマに入ってるこの曲を最初に聴いた時の衝撃は30年経った今でも鮮明。個人的には強い思い入れがあるけど、当時、『FEEL SO BAD』~『ハートのエース』の頃のRCは世間的には‟停滞”してるイメージだったと思う。それこそ、マンネリなカンジで。そこで、この爆発っぷりだもんなぁ。ターニング・ポイントだね、間違いなく。

清志郎が居なくなってから、人々(主に外野。ファンの中にも少々)が清志郎を語る時には拭いきれない違和感を感じることが多々あった。拒絶や嫌悪とまでは言わないけど「違うんだよ!」というモヤッとした想いはずっとある。

最近ね、ようやくその理由がわかったんだ。

それは語られる内容の一番最初に来るのが‟死んだ”ってことになってる場合が多いところ。

清志郎が亡くなった時に無意識のうちにも、こうなることに気づいてたのかもしれない。もしかすると‟死んだ”という事実より、そうなっていくことの方が受け入れがたかったのかも。

シド、ジョン、カート。今まで散々見てきたから、そういうのは。

清志郎の類い稀なるスゴさは‟死んだ”なんてことで意味が変わるようなチンケなものじゃない。

「死んだ、死んだ、うるせーよ!だから何だって言うんだよ!」

極論するとそんなカンジ。

ワザト FEEL SO SAD (CANADA SEVEN)

このアルバムの中じゃ地味な方の曲かもしれないけど大好きなのがコレ。

メロディ、唄い方、そして歌詞。

とっても清志郎らしさに溢れた、清志郎にしか書けない、唄えない曲だと思うから。

♪ああ 夢は終わった

 もう きれいさっぱりと

 ああ 君のせいだぜ♪

最近はこういう独特さが目立つ曲ばかりに耳が行ってしまう。

他の誰とも交換不可能で、誰にも似てない、誰にも真似出来ない清志郎。

こんな人はもう出てこないよ、絶対に。

 

2017年3月 2日 (木)

好きよキャプテン

部屋でコーヒーやハイボールを呑みながら音楽を聴く。

一日の中で一番嬉しい、幸せを感じるひととき。

♪此処でこそ俺は

 晴れて自由の身さ

 誰の目も届かぬ♪ 

24時間楽しいってのは無理だし、それじゃ喜びは感じられないのかもしれない。要はメリハリだからな。

でも明日はきっと、ず~っと楽しい筈だ。

約5週間ぶりの連休初日の明日はコレ

またしても大っ嫌いな渋谷だけど人生初DAMNEDだ、我慢出来るよ。

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素晴らしかった映画のDVDはライヴ後に観ようと思って、まだ観てない。

やっとキャプテンに会えるのか。

嬉しいなぁ。

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The Damned - Jet Boy Jet Girl

2016年12月18日 (日)

He Passed It On / 73回目の12月18日に

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「チャーリー・ワッツは絶対に死なないし、決して引退もしない。俺が許さない」

名言出た。近年、最大のヒット。

少し前のTVインタビューでも例のキューバ公演の話題の時に「オバマが前座だったんだよ」とカマしてたし、こういうこと言えてるってことは調子いいんだな、きっと。

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KEITH RICHRADS、今日で73歳。

先週のお出かけの時に購入して、東京に居る間に読み切ってしまったRolling Stone最新号の記事を昨日もごろごろしながら読み返してた。

スゲー面白かったから。

特集は勿論、今月はじめにリリースされたばかりの11年ぶりのアルバム、『BLUE & LONESOME』を受けてのモノ。

メンバー全員の最新インタビューの他にはチャボの全曲解説が良かったなぁ。とても心のこもった熱い語り口で。まあ、チャボっていう抜群な人選だけでオーケーだけどね。

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‟構想50年、レコーディングは3日間”って謡われてるこのブルース・カバー作、俺は聴くまで手放しで喜べない想いで居た。

「カバー?しかもブルース限定?そんなの新作のボーナス・ディスクにでもしろよ」って気持ちもあったし、「好きになれなかったらどうしよう?」という不安もあった。そして何より、ストーンズというと、二言目には「ブルース!ブルース!」言う連中が盛り上がってるのが面白くなかった。

ストーンズはブルース・バンドじゃない。

ブルースはルーツのひとつ(デカいけどね)。でもすべてじゃない。

ソウル、ファンク、レゲエ、カントリー、サイケ、ディスコ、果てはパンク、ヒップホップまで。

あらゆるモノをかっぱらって自分たちのロックン・ロールにしてきた音楽要素のひとつというのが俺の見解。

そんな想いもあって大して期待もしてなかった。

で、聴いてみたら。

凄い。

凄すぎる。

もっと年相応に、それこそ椅子に座って渋くやってるようなのを予想をしてたのに全然違う。

ギンギン。立つどころか勃ってるんじゃねーか?ぐらいに。

‟無理矢理気味のアップテンポものより、今の年齢ならではの枯れたムードの曲を”的なことを言い続けてきた俺だけど全面撤回。

ごめんなさい。まだギンギンです。

コレがこの人たちの年相応なのかも。

このアルバムについて書き続けるとまだまだ終わらなそうなので、それは日を改めて。あまりにも衝撃がデカくて持て余してる。

Keith Richards with Eric Clapton - Key To The Highway

たまたま隣りのスタジオに居て、今度のアルバムで2曲にゲスト参加したクラプトンを従えたキース、2013年のブルース・クラッシクのカバー。ちょっと揺れながらも豪快にザクザク刻むギターがキースらしくてカッコイイ。

そういえば、このアルバム、キースのヴォーカル曲が無いな。あとミックがギター弾いてる曲も。そんなのいつ以来のことだろう?

今日の記事タイトル。

先述のTVインタビューでも出た、キースが墓碑銘に希望してる言葉。

「彼は受け継いで引き継いだ」

こんなにキースにぴったりの言葉もそうは無いよな。

2016年11月26日 (土)

LONELY JAPANESE MAN

思いきりだらけた週イチ休み。

つまりは、いつもどおり。

今週火曜、朝っぱらに嫌な揺れのあった日に届いたコレを聴いてる。

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音源、映像は勿論、書籍、アパレル関係にフィギアまで。後を絶たない、このバンドのリーダーによく似た人(笑)関連のリリース・ラッシュを何処か醒めた想いで見てた俺(懐事情もある・笑)が、我慢出来ずに手にしたのがコレ。

89年、THE TIMERS、唯一のスタジオ・アルバム、『ザ・タイマーズ』のスペシャル・エディション。

リマスターCD、蔵出し音源集のディスク2、そして秘蔵映像のDVDの3枚組。

蔵出し音源は後に別な形で世に出た曲を含む10曲入り。「牛肉・オレンジ」のこの人らしい言葉遊びに笑わされる。2DKって(笑)出てくるタイミングが絶妙。「タッペイくん」の公式リリースは初だっけ?

DVDは結成直後とアルバム・リリース直後のライヴ映像がメインなんだけど、音源も出てない、実態がよく知られる前(今みたいなネット時代じゃないからね)の88年の方がやっぱり面白い。客の反応が生々しくてねぇ。「ロックン仁義」とかワンフレーズごとにリアクションがあって映像で観てても興奮するもん。

そしてアルバムのリマスター盤。映像や未発表音源の方が話題なんだろうけど、個人的にはこっちに持ってかれてる。

確かに音はクリアーになって低音も迫力増した気がするけど、そういうんじゃなくて。

元々、出た時から‟スゲー!スゲー!”って大興奮して聴いてたけど、久々にまとめて聴いて改めてスゲーなって。

誤解されてもいいから本音を書こう。

コレが清志郎、最後の大爆発だった気がするんだ、俺は。

勿論、この後の作品も殆ど聴いてとても好きなのもあるし、ライヴも何度も観て素晴らしい時もあったけど。でも、こうして時が経ってコレを聴くと・・・。

言っておくと‟反原発”、‟反核”、‟『カバーズ』の件への清志郎のリアクション”、‟土木作業員の扮装”(面白かったけどね)みたいな部分はそんなに重要じゃない、俺には。

我を忘れて、後先考えずにぶっ飛んでる清志郎にたまらなく興奮するんだよ。

そして曲が怖ろしく冴えてた。これ以上ないぐらいシンプルなのに。

 

「朝の4時か5時ぐらいまでレコーディングして、昼の12時にまた集合して録音再開するんですけど、その間にざらに2~3曲出来てるんです。それが毎日続いた。本当に憑りつかれてるカンジでした」

 

何度も引用してる、レコーディング時を回想した三宅のこの発言に大いに納得。ホントに神懸ってた、この時の清志郎は。エキセントリックでイカレてて、でも誰にでも判るような言い方で‟そうだよな”って共感出来ることを唄ってて。

コレが俺の大好きな、みんなに自慢したくなる清志郎。生理的に受けつけない人が嫌悪するのも含めてね。居なくなってから何処かの誰かが都合よく綺麗にまとめた清志郎じゃなくてさ。

 

タイマーズ - LONELY JAPANESE MAN 

勢いがあって痛快で爆笑させられた数々の曲も勿論大好きだけど、この1分ちょいの英語のみ(簡単だけどね)の歌詞の曲もたまらなく好き。この時はもう清志郎の生い立ちは知ってたんだっけなぁ?

俺はタイマーズも、この2年前の『レザー・シャープ』も清志郎はRCでやりたかったんじゃないか?って思ってる。この後、諦めたというかそういう想いは薄れていっただろうけど、まだこの頃はそうだったんじゃないかなぁ?

でも、この頃のRCにはコレは出来なかった。『ラプソディー』ぐらいの頃ならともかく、このぐらいの時期には無理だった。そして出来なくなってたカンジのRCも俺は好きだった。

どっちが良い悪いじゃなくて仕方なかった。そう思う。

ただ、RCを‟生涯一バンド”と思ってたという清志郎は寂しかったんじゃないかな?

今回、この曲を聴いてて何となくそう感じた。

孤高の人だったんだな。最後までかどうかはともかく、少なくともこの頃は。

仕方ねえよな、これだけぶっ飛んでるんだもん。

唯一無二だよ、ホントに。

2016年11月21日 (月)

愛しすぎてごめんなさい

今朝、ウチを出る時、リュックを背負ったら軽くてびっくり。

思わず中身を確認したら大丈夫だったんだけど。

職場の向かいのお婆さんにいろいろ貰って、重いのが当たり前になってたからな(笑)

最近はキュウイ、柿、カブ、大根、小松菜、果ては米・・・。

何だか知らないけど、この人にやたら可愛がられてるからね。「●●(実名・苗字)ちゃん」って呼ばれて(笑)

こないだ、この婆さんに、ウチの長老が俺のことを心配してるって話を聞かされた。

「●●さんも大変なんだよ。大丈夫かなぁ?」って言ってたって。

長老、面と向かって、そんな様子はおくびにも出さないクセにさぁ(笑)

俺も知らんぷりしてよう。でも気持ちは受け取った。そんなふうに思ってくれてたなんてな。俺は独りじゃないって感じられて嬉しかった。

昨日の記事で書き足らなかったことを少々。

俺みたいな過剰な薀蓄語りたがりの対局に「理屈じゃないよ、音楽は」って考え方があると思う。ごちゃごちゃ言うなよってカンジの。

それはそれで俺もわかる。時には、モノによっては、そう思うこともある。

でも語りたくなるんだよなぁ(笑)

ロマンというかドラマというかそういうモノを求めてる、ロックには。

ロック以外の音楽には求めないよ、気に入って聴いてたとしても。

クサい言い方すると、やっぱりロックはスピリット・ミュージックだと思ってるから。

たとえば。

「新しい曲出来たよ」つって相棒から「ア・ハード・デイズ・ナイト」や「イン・マイ・ライフ」や「ストロベリー・フィールズ」を、「オール・マイ・ラヴィング」や「ドライヴ・マイ・カー」や「ヘイ・ジュード」を聞かされたジョンとポールの気持ちとか。

敬愛するマディ・ウォーターズのブルースをデビュー直後の時点で超アップテンポにアレンジしたストーンズの想いとか。

38歳にしてはじめて憧れのニュー・オリンズに立って「此処はスゴイぜ!」ってバックバンドのヤツに電話した直後に、念願のレコーディングの夢も叶わず変なブツを掴まされて(しかも日本公演のギャラで・・・)息途絶える時、ジョニサンは何を思ったのか?とか。

超満員の武道館で癌に打ち勝って復活した長年の相棒の隣りでギターを弾いてた時のチャボの想いとか

そういうのを考えちゃう。

あるいは俺自身の場合。

数日前に観た時にやらなかった「ロックン・ロール」を‟曲名、叫んじゃおうかな?”と思った瞬間に鳴ったのを聴いた渋谷の夜

今は無き実家のすぐ近くでずっと追いかけてきたミチロウが唄ってるのを観てた十王の夜

そして、ただの我儘な妄想が現実になった雨の新宿の夜

音から零れ落ちるスピリットというかね。音だけじゃない何かを感じる瞬間。

こういうのが大事、俺には。

GOD - Crying time over ~ (山口冨士夫カバー) オサラバ

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雨の新宿の夜の動画。

規模が小さいのは事実だけどそれはどうでもいい。

それは素晴らしいことでも嘆くことでもない。

コレは現実で其処に立ち会えた自分の想い、肝心なのは。

もう2年以上経ってて、その後の5回も観て、だんだんよくなってたんだけど、この「Crying Time Over」のイントロの良次雄のスキャット聴いた時にうるっときたのは生涯忘れないと思う。

やっぱり強い想いとスピリットだよ。

そうだろう?長老!(笑)

2016年11月12日 (土)

LA MOSCAの選ぶ名ジャケット BEST15

今日は休み。

映画のDVD3つ観て、サッポロ一番塩ラーメン食べて、来月のバスチケ予約して、シャツ買ってきてお終い。

明日は仕事終えた後、とてもお世話になった方の法事。

昨日の5時間残業で久々にキレて後味悪く帰ってきちゃって、パッとしない気分だった、今日は。だから映画もどぎついのばかり観ちゃって・・・。

楽しく書けそうなことを書こう。

先週、ツィッターで発見したコレ

ずっと頭の中で選んでたよ、一週間(笑)

題して‟LA MOSCAの選ぶ名ジャケット BEST15”(順不動)

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まず最初に言っておくと、この3枚はランキングに含まない。殿堂入り(笑)みんな選ぶだろうから。

スティッキー・フィンガーズ』は昨年のレココレでジッパーのバージョン違い16種を見て爆笑したのと、中古屋で裏ジャケに擦り傷のある『山羊のオツム』見て‟ああ、この人も『ならず者』のアナログ持ってなかったんだな”と感慨深くなった想い出がある(笑)

同じくウォーホルが手がけたヴェルヴェットのバナナとパンクの代名詞、ピストルズの『勝手にしやがれ!!!』は未だに、このデザインを流用したグッズを見ると心が躍るというかウキウキそわそわしちゃう。もう51歳なのに。49年前と39年前のレコードなのに。




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アーティスト・フォトものから5枚。

TOM WAITS 『CLOSING TIME』

DONALD FAGEN 『THE NIGHTFLY』

JOHNNY THUNDERS 『SO ALONE』

TELEVISION 『MARQUEE MOON』

DAMNED 『DAMNED DAMNED DAMNED』

最初の3枚はキマり過ぎなぐらいにキマってる。特にトム・ウェイツとジョニサンはタイトルと中身と本人のキャラもばっちり合っててパーフェクト。ジョニサンは『ハート・ミー』と迷ったけどこっちを選んだ。‟カッコイイ”って基準なら俺が持ってる全アルバムでナンバー1に選ぶかもしれない。このタイプではジェフ・バックリィの『グレース』もいいな。

TVとダムドも共に1stにしてバンドの個性を雄弁に物語るジャケだと思う。TVの方はパティ・スミスのジャケも数多く手がけたロバート・メイプルソープ撮影。粗さを出す為にゼロックス・コピーしたのもお見事としか言いようがない。トム・ヴァーラインの目つきがたたただ怖い(笑)

 

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アーティスト・フォト以外のデザインものから5枚。

DOORS 『STRANGE DAYS』

IGGY POP & JAMES WILLIAMSON 『KILL CITY』

PIL 『PARIS AU PRINTEMPS』

STRANGLERS 『THE RAVEN』

MATTHEW SWEET 『GIRLFRIEND』

ドアーズのは意外にバンド・フォトじゃないのってオリジナル・アルバムではこの2nd、1枚だけ。で、壁のポスターの中に居るってのがまたいい。この不可思議な雰囲気は原題よりも『まぼろしの世界』っていう邦題の方が似合ってる。

イギーは『ロー・パワー』とどっちにしようか迷ったけどこっちかな?グリーン・ヴィニールも含めて色合いのポップさもいい。ポスターがあれば貼りたいカンジ。

PILのは何と言ってもこの動物たちの目つき。物凄い底意地の悪そうな。ジョン・ライドン本人が描いたってのに大いに納得。

ストラングラーズは3Dで大写しのカラスがひたすら怖い・・・。俺、カラスが苦手だから(苦笑)強烈なインパクト。

マシューの代表作は淡い色合いとチューズデイ・ウェルドの表情(まだ14歳の時!)がサイコー。このアルバムの全曲再現ライヴで来日した時、物販でジャケT、持ってくると期待してたんだけどなぁ。いつか欲しい。

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日本ものから5枚。

RCサクセション 『BLUE』

THE STALIN 『スターリニズム』

ROOSTERZ 『φ(PHY)』

椎名林檎 『無罪モラトリアム』

SLIP HEAD BUTT 『SLIP HEAD BUTT』

RCは色使いも絶妙な『EPLP』も児童心理学の絵本から持ってきたイラストがやたら印象的な『シングルマン』も捨てがたいけど1枚ならコレ。バンドの旬を捉えたあまりにカッコイイ写真。撮影は勿論、おおくぼひさこ。

スターリン/ミチロウものも他に好きなの沢山あるけど1つ選ぶとコレ。アルバムじゃなくEPだけど。一番、ザ・スターリンらしさを感じるから。コレ、T-シャツにならないかなぁ。

ルースターズのは透明感に溢れてて見事に中身とマッチしてるのがいい。ジャケ眺めてると「VENUS」の‟あの”イントロが頭の中で鳴る。

林檎ちゃんのはデザインの勝利だね。本人はカメラマン役、しかもただ一人のカメラ目線。わざとらしいかもしれないけど、それも彼女に合ってるし。

スリップはせめて1枚だけでも21世紀以降のを入れたくて(笑)でも、21世紀に奇跡的にホンモノのパンクロックを感じさせる中身にばっちりのえげつないジャケでサイコーの1品だと思う。

惜しくも選外としたものから幾つか。

ジミヘンの『エレクトリック・レディ・ランド』、ルー・リードの『テイク・ノー・プリズナーズ』、キャプテン・ビーフハートの『トラウト・マスク・レプリカ』、ラモーンズの1st、チープトリックの『蒼ざめたハイウェイ』、ポップ・グループの『ハウ・マッチ・ロンガー?』、ジョイ・デヴィジョンの『クローサー』、ジョンスぺの『オレンジ』、村八分の『ライヴ村八分』、リザードの1st、EDPSの『DEATH COMPOSITION』、INUの『メシ喰うな!』、アナーキーの『レベル・イェール』、マーシーの『夏のぬけがら』とましまろの2nd、それからビートル関係だと『リヴォルヴァー』とジョンの『ロックン・ロール』と・・・。GODだと一番は『i’m not a soldier』で・・・。

キリが無いのでこの辺で(笑)

2016年10月22日 (土)

何はなくてもRock’n Roll

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85年3月1日に1年遅れで卒業した我が母校。

30年ぶりぐらいに此処に立った。

他校との合併で、もはや校名も違うけど佇まいは全く変わらない。古すぎじゃねーか?ってぐらいに。

他にも今日はやたら時が流れたことを感じさせられる一日だった。そりゃあ、白髪にも老眼にもなるしお腹も出るよな。あっ、最後のは関係ないか(笑)

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前記事のマニッシュボーイズと一緒に購入して、リリースからちょっとだけ遅れて手にしたコレを聴いてる。

きっかり1年前の、チャボの13年ぶりのソロアルバムに続けてリリースされた麗蘭25周年記念アルバム、『25』

オリジナル・フルアルバムとしては2004年の『SOSが鳴ってる』以来、12年ぶり。

昨年のチャボのソロの時にも書いたけど、今回もいつもどおりのチャボが更新されてる。

それで俺はやっぱり乗りきれない、正直言って。

ホントにね、25年前の麗蘭だったと思うんだ、チャボが大きく変化したのは。

その時は驚きと喜びを感じたよ、物凄く。

‟突き抜けたなぁ、チャボ”って。

ただ、それが、こう長く続くと・・・。

ぶっちゃけて書くよ。

俺はエレカシには異端のキチガイのままで居てほしかった。レッチリにはチンコソックスの変態で居てほしかった。エアロにはぶっきら棒で危ういままで居てほしかった。PILには極北の破壊者で居てほしかった。それぞれが突き抜けて素晴らしい作品残してるけどさ。

チャボも同じ。グジュグジュの仲井戸で居てほしかった。

俺の勝手な我儘なのは承知の上。でもそれが本音。

勿論、それは俺の並外れた期待が生んだ戯言でこのがアルバムが充実の良作なのも判ってる。

そして、いつかは、もしかしたら、でも、もしかしなくてもずっと聴き続けるって想いも昨年同様。

麗蘭 - マニフェスト(we are the Lay-Run)

他に全然ピンと来た曲あるんだけど、コレしか無かった(笑)

個人的には「紅」~「サフラン」のケツ2曲の流れがツボ。目下のところ。

今日の記事タイトルは蘭丸の唄う2曲目のタイトルより。

前記事からの流れも汲みつつ(笑)

それにしても25年かぁ。

そりゃあ、白髪にも老眼にもなるし・・・以下略(苦笑)

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