カテゴリー「SEX PISTOLS」の87件の記事

恐れさえ笑い飛ばして

24時間勤務って元旦以来だな。どうせやるならってことで昨日にして、今日は明け休み。世間様がブルーに出勤する連休明けの朝に帰るささやかな優越感を味わいたくて(笑)

この先、ややこしいことが待ち構えてるっぽいけど、とりあえずそれはいい。今、俺は今月下旬以降のことを全くと言っていいほど考えてない。

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帰宅して呑みながらコレを読んだ。

3ヶ月ぶりのロッキンオン。小6の時に『勝手にしやがれ!!』にアタマ壊されたままのヤツが、2010年まで30年間欠かさず読み続けた雑誌の表紙がコレだとスルーは難しい・・・(笑)発売日に購入。

書かれてる性癖がとても他人と思えず爆笑した松村雄策のところ(今月出る本、真似したいな。66歳で66枚らしいから俺は52枚で・笑)と、こういうのは必ず自分のリストと幾つ重複してるか数えちゃう「ロックな映画20選」は既に読んだ。チャック・ベリーはこれから。

向こうで出版されたばかりの全歌詞集に合わせてのJOHN LYDONのロングインタビュー。重病、苛めのあった幼少期、『メタル・ボックス』、『アルバム』、そして勿論、ピストルズの話。はぐらかさず、おちょくらずちゃんと質問に答えてて読み応えあり。

自分が置かれてる苦難の状況をちょっと離れた場から見て笑うっていう考え方は、自己憐憫に陥らないために最良の方法だ。どんな辛い時でもそれを笑い飛ばすことが出来れば、すぐ気持ちを切り替えて次に進めるからさ

すごいジョン・ライドンらしい発言。もはや現在進行形の活動を追わなくなってしまったけど、この人のこういう部分が俺は大好き。

アナーキーとは挑むことだよ。社会に挑む最善の方法はコメディなんだ

俺の人生は楽しい遊びじゃない。それを笑い飛ばしながら生きていかなきゃならない。不幸なのは仕事なワケじゃねーんだよ。コメディアンってのは生まれながらの躁鬱病で常にそれで葛藤してるんだ

(共にジョン・ライドン語録より。今回のロキノン・インタビューでの発言ではない)

絶望の果ての高笑いはこの上なく痛快だった。嘆いたり怒ったりは誰にでも(とりあえずは)出来る。実際、たくさんの連中がやった。でも、こんなのはそれまでになかった筈。

この感覚を理解出来ない常識人には脅威だったんじゃないかな?怖かったから、物凄い勢いで、ヒステリックなまでに否定されて攻撃されたんだよ、きっと。

分かってないヤツらに敵意を抱かせるってのはサイコーに愉快だったぜ

(例・刑務所慰問GIGでの野次に「気に入らないなら‟家に”帰れよ」っていう発言。同じくジョン・ライドン語録より)

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Sex Pistols - NeverMind The Bollocks

絶望してるクセに爆笑してる。凄まじいテンションで。

だから40年経った今でも聴くと力貰えるんだな。

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心も体も売り渡せ

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12月だ、また。

早いなぁ、ホントに。

さっき、前記事読み返して思ったこと。

ジョン・ライドンがピストルズ解散以降、ピストルズの曲を公の場で唄ったのって、83年のPILの初来日の時が最初だったんじゃないかな?

もしくは来日直前のアメリカ公演?

どっちにしても、キース・レヴィンと決裂してなきゃやらなかったんじゃないか?って気がする。

まあ、遅かれ早かれ決裂しただろうけどね。

でも、ジャー・ウォーブルに続いて、重要なオリジナル・メンバーを失ってしまってPILの存在意義が大きく変わったんだろうな、此処で。

そして、マルコムとの裁判で勝訴したことも大きいとはいえ、此処から13年後のピストルズ再結成への小さな第一歩にもなったんじゃないか?と思う。

すごいデカい分岐点だったんだな、初来日の頃が。

そのターニングポイントに前後してレコーディングされた2枚がこの2つ。

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レコーディング当初からアルバム・タイトルが告知され、先行シングルの「THIS IS NOT A LOVE SONG」まで出たのにキースとの決裂でお蔵入り、その後、キースがジョン非公認(当然だ)でリリースした『COMMERCIAL ZONE』と初来日後にジョンがドラマーのマーティン・アトキンスと録り直した『THIS IS WHAT YOU WANT THIS IS WHAT YOU GET』

共に84年リリース。

前者の方は出た時に輸入盤屋のチャートで1位になるなど大きな話題となって、俺も欲しかったけど入手出来ず、とっくに忘れてたのに、今年の夏に出会えて30年以上を経てようやく手にした。

後者も盤は持ってなくて‟これじゃ片手落ちだな”ってことで(笑)、先々月の高円寺フェスの日に入手。

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ちなみに曲のダブりは半数の4曲。勿論、印象は全然違う。

個人的な好みで言うと当然、キースも居て、かつてのPILを偲ばせる前者の方が好き。

でも、‟売れ線”っていうタイトルに相応しいのはふっきれまくった印象の後者かもね。

PUBLIC IMAGE LIMITED - This Is Not A Love Song

Public Image Ltd. - This is Not a Love Song (album version)

この曲のミックスで揉めたのが決裂の切っ掛けだったね、確か。

♪コレはラヴソングじゃないぜ

 俺はメジャーな世界に鞍替えするんだ

 持てる者には幸運がもたらされ

 持たざる者には何もない

 デカいビジネスには知恵が必要なのさ

 自由競争の世界に乗り込んでやる

 俺は柔軟で要領がいいんだ

 この新しい役が気に入ってる

 目標を変えたのさ

 投資先が変われば

 行く先はいくらでも変える♪

 

個人的にはこの路線はコレ1枚きりで、売れ線スターを演じる為に突きだした腹も引っ込めて元に戻る、いや、そうあってほしいと思ってたけど、ご承知のようにそうはならなかった。何処までが真意だったのかなぁ?本気で迎合したのかな?

後者リリース後の85年の2度目の来日公演以降、PILに興味は薄れてしまったんだけど、翌86年にジンジャー・ベイカー、スティーヴ・ヴァイ、坂本龍一、ビル・ラズウェルらを従えたハード・ロック作、『アルバム』で戻ってきたジョンには度肝を抜かれた。そう来たか!って。けど、それは別の話。前に書いたしね

俺はもうジョンの作品はソロ名義の『サイコパス』以降、チェックしてないけど、それでも否定はしない。どれだけ無様になろうとも。

だって、39年前に俺のアタマを壊した張本人だもん。

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汚らわしい激情

言うほど寒くなかったな、今日は。昨日より全然マシ。

相変わらず先行きは不安定な状態だし、不安も抱えてはいるものの、ここのところ、とても落ち着いた気持ちで過ごしてる。いいカンジだ。少しでも長く続きますように。

最近、一番スカッとしたのはこのニュースを知った時。

しばらく前に宣言してたのは知ってたけどホントに焼いたんだねぇ。

批判的なコメントが数多くあるのも知ってるよ。

‟売却して、その金を何処かに寄付でもしろ”

‟相続した財産でお前が生み出したモノじゃないだろう”

‟ブルジョワのボンボンの自己満パフォーマンス”

‟自身の事業を宣伝する為の売名行為”

実際、そうなのかもしれない、いや、そうなんだろう。そのどれもが。

それに抗議された方は屁でもないかもしれない。

それでも俺は痛快と思った。

その馬鹿馬鹿しさとわざとらしさ、いかがわしさも含めて。

 

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今夜はコレ。

SEX PISTOLS、99年公開のドキュメンタリー映画、『THE FILTH AND THE FURY (邦題は「ノー・フューチャー」)のサントラ盤、『THE FILTH AND THE FURY 』

9月の嵐の日に渋谷のレコファンで入手、200円で(笑)

映画自体はソフト化された頃だかに一度観てあまりいい印象を持てなくて殆ど記憶になかった。

でも、この記事を書こうと思って昨夜観返したら、思ってたのより全然よかった。

制作当時のメンバーが歴史を振り返ったインタビューがふんだんに使われてる所為もあってか、シリアスな面が前面に出てて重い印象はあるけど、まあ、それも事実だろうし、このバンドの成り立ちから崩壊までが生々しく感じられて悪くない。

メンバーの発言でとりわけ良いのはスティーヴ・ジョーンズ。

バンド初期には「女とヤることしか考えてなかった」とか、ジョンの歌詞については「俺には政治的なことはわかんねえ。首相の名前さえ知らなかったからな」とか。

馬鹿でスケベと思われてる(事実だろうけど・笑)スティーヴだけど、感覚的には真実をつかんでたんだなと思えることも言ってた。「ジョンとマルコムはそっくりだった。だから、いつもピリピリして衝突ばかりしてた」とか。

もう少し時間を置いてまた観てみたい。

サントラの方は全29曲中、11曲が劇中にエピソードが語られる他のバンドの曲。

ジョンがマルコムの店のオーディションで唄ったアリス・クーパーの「エイティーン」、スティーヴが器材を盗んだというボウイの「ジーン・ジーニー」、結成時にマルコムがライヴァル視してたらしいベイシティ・ローラーズの「シャンガ・ラング」など。

Creation - Through My Eyes

結成当初のリハでカバーされた曲のひとつで超意外だったのがコレ。ごく初期のライヴで演奏されたってデーターもあるね。誰がこんなサイケ・ガレージ持ってきたんだろう?ジョン?マルコム?それともグレン?

どんなカンジでやってたのかな?と思ったらチューブにあった。

Sex Pistols - Through My Eyes

まだまだ手探りなカンジだけどジョンの唄いっぷりは出来上がり始まってるのがスゴイ。

今回、このサントラと映画を観聴きして改めて思った。マルコムとの裁判に勝って権利を奪還してからの、本人たちが携わったリリースものは中身はともかく、パッケージ・デザインやらがとにかくダメ。

映画の中では勿論、悪者扱いされてたマルコムとヴィヴィアン、それにジェイミー・リードの存在はデカかったんだなぁと痛感。そりゃバンド自体がスゴイよ。でも、俺はマルコムたちのセンスも大好き。あの人を小馬鹿にしたような、神経を逆撫でするような、わざとらしくていかがわしいところが無いと物足りない。

それもピストルズの魅力だったもん、絶対。

近いウチに『スウィンドル』観よう。

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9年目の11月19日(の翌日)に/音楽の話がしたいのさ

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3週間ぶりの週末連休。

金曜恒例の5時間残業キメて数時間寝てインフル注射打った後、昨夜はKクンと呑んできた。

えーっと、前回は悪夢のタクシー帰宅の時だったから約3ヶ月ぶり。

いつものように楽しく熱く喋ってたら後半、睡魔が襲ってきて・・・。寝不足だな、きっと。それともあの店と相性悪いのかな?俺。

ちょっと不完全燃焼だったかなぁ。それでも楽しかったけど。Kクンもかなり話してくれたし。サルトル読んだってのにはビックリしたぞ。

今日はTSUTAYAでDVD借りてお菓子食って、と、普段どおりの休日。

ずっと音楽流しながら。

今日聴いたのはニック・ロウの『ジーザス・オブ・クール』と『レイバー・オブ・ラスト』、プリンズリー・シュワルツの『ニュー・フェイバリッツ・オブ・プリンズリー・シュワルツ』、ストーンズの『ライヴ・イン・テキサス’78』、ルー・リードの『アニマル・セレナーデ』、イギー・ポップの『ニュー・ヴァリュース』、スターリンの『ストリート・ヴァリュー』といったところ。

昨夜のKクンとの話題に出て思い出したモノやそこから連想したモノなんかだね。

そうそう、昨日は11月19日。

『奥行きの深い日々』、9周年の日。

Kクンは25歳だって言ってたから彼が16歳の時からやってることになるね。ストーンズで考えると、もう『ならず者』、ルー・リードの場合は『ロックン・ロール・ハート』、イギーだと『TVアイ・ライヴ』、ミチロウだったらザなしスターリン結成だ、9年で。

長いよな(笑)

この9年は平坦な9年間じゃなかった。公私共にいろんなことが(良いことも悪いことも)あったし、環境や自分自身の変化もかなりあった。

人生の起承転結の‟転”に居るなって実感もある。

ホントにいつもいつも言ってるけど、この先は出来る限り、好きなことをしてたい。

それは何かと言うと、当然、音楽を聴くこと、俺の場合。

近年、付き合いのある人たちに「変態ですよねぇ」とか「どんだけキチガイなの?」とか言われるほど好きだから、音楽が。他に興味のあるものなんて殆ど無いから。

いつも、ホントにいつも考えてる、音楽のことばかりを。聴けない状況の時でもほぼ常に脳内プレイヤーで鳴ってるしね、何がしか。鳴らしちゃいけないような時でもね(笑)

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今、聴いてるのはコレ。

PILの89年の9作目、『9』

9年目にちなんで(笑)

フラワーズ・オブ・ロマンス』を境に極北から反対側へ少しづつ歩を進めたPILの安定期のアルバム。

前作から参加のex.マガジン、バンシーズのジョン・マクガフ、ex.ポップ・グループのブルース・スミスなどのメンバーも実にいい仕事してて落ち着いて聴けるよ、コレは。

何と言うか、普通のバンドの普通の音楽ってイメージ。

それが物足りないっちゃ物足りないけど、‟あの”ジョン・ライドンが、ってカンジもあって新鮮だった、当時は。

なんか、そういう意味では同じ時期のミチロウ(ザなしスターリン期)に近しいものを感じる。

PIL - Warrior

アルバム中、一番、俺が好きなのはこの曲。

♪侵略者は多いけど

 俺は情け容赦しない

 此処は俺の場所だ

 絶対、降参しないぜ♪

俺も意地でも守るよ、自分の居場所は。

今日の記事タイトル。

80年、『エモレス』の時に、ローリング・ストーンの記者に「インタビューは受けないからレコーダーは止めて」って言って「じゃあ、どうすれば・・・」と返答した記者にチャーリー・ワッツが返した言葉、「君と音楽の話がしたいと思ってさ」から戴いた。

俺もさ、聴くだけじゃなくて話したいから(笑)

だから9年もやってるんだよ、大してアクセス数もないこのブログを。

まだ、もう少しだけやるつもりなので、何が面白くて読んでくれてるのか判らないけど(笑)読んでくれてる方は、もうちょっとお付き合いいただければ、と。

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LA MOSCAの選ぶ名ジャケット BEST15

今日は休み。

映画のDVD3つ観て、サッポロ一番塩ラーメン食べて、来月のバスチケ予約して、シャツ買ってきてお終い。

明日は仕事終えた後、とてもお世話になった方の法事。

昨日の5時間残業で久々にキレて後味悪く帰ってきちゃって、パッとしない気分だった、今日は。だから映画もどぎついのばかり観ちゃって・・・。

楽しく書けそうなことを書こう。

先週、ツィッターで発見したコレ

ずっと頭の中で選んでたよ、一週間(笑)

題して‟LA MOSCAの選ぶ名ジャケット BEST15”(順不動)

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まず最初に言っておくと、この3枚はランキングに含まない。殿堂入り(笑)みんな選ぶだろうから。

スティッキー・フィンガーズ』は昨年のレココレでジッパーのバージョン違い16種を見て爆笑したのと、中古屋で裏ジャケに擦り傷のある『山羊のオツム』見て‟ああ、この人も『ならず者』のアナログ持ってなかったんだな”と感慨深くなった想い出がある(笑)

同じくウォーホルが手がけたヴェルヴェットのバナナとパンクの代名詞、ピストルズの『勝手にしやがれ!!!』は未だに、このデザインを流用したグッズを見ると心が躍るというかウキウキそわそわしちゃう。もう51歳なのに。49年前と39年前のレコードなのに。




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アーティスト・フォトものから5枚。

TOM WAITS 『CLOSING TIME』

DONALD FAGEN 『THE NIGHTFLY』

JOHNNY THUNDERS 『SO ALONE』

TELEVISION 『MARQUEE MOON』

DAMNED 『DAMNED DAMNED DAMNED』

最初の3枚はキマり過ぎなぐらいにキマってる。特にトム・ウェイツとジョニサンはタイトルと中身と本人のキャラもばっちり合っててパーフェクト。ジョニサンは『ハート・ミー』と迷ったけどこっちを選んだ。‟カッコイイ”って基準なら俺が持ってる全アルバムでナンバー1に選ぶかもしれない。このタイプではジェフ・バックリィの『グレース』もいいな。

TVとダムドも共に1stにしてバンドの個性を雄弁に物語るジャケだと思う。TVの方はパティ・スミスのジャケも数多く手がけたロバート・メイプルソープ撮影。粗さを出す為にゼロックス・コピーしたのもお見事としか言いようがない。トム・ヴァーラインの目つきがたたただ怖い(笑)

 

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アーティスト・フォト以外のデザインものから5枚。

DOORS 『STRANGE DAYS』

IGGY POP & JAMES WILLIAMSON 『KILL CITY』

PIL 『PARIS AU PRINTEMPS』

STRANGLERS 『THE RAVEN』

MATTHEW SWEET 『GIRLFRIEND』

ドアーズのは意外にバンド・フォトじゃないのってオリジナル・アルバムではこの2nd、1枚だけ。で、壁のポスターの中に居るってのがまたいい。この不可思議な雰囲気は原題よりも『まぼろしの世界』っていう邦題の方が似合ってる。

イギーは『ロー・パワー』とどっちにしようか迷ったけどこっちかな?グリーン・ヴィニールも含めて色合いのポップさもいい。ポスターがあれば貼りたいカンジ。

PILのは何と言ってもこの動物たちの目つき。物凄い底意地の悪そうな。ジョン・ライドン本人が描いたってのに大いに納得。

ストラングラーズは3Dで大写しのカラスがひたすら怖い・・・。俺、カラスが苦手だから(苦笑)強烈なインパクト。

マシューの代表作は淡い色合いとチューズデイ・ウェルドの表情(まだ14歳の時!)がサイコー。このアルバムの全曲再現ライヴで来日した時、物販でジャケT、持ってくると期待してたんだけどなぁ。いつか欲しい。

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日本ものから5枚。

RCサクセション 『BLUE』

THE STALIN 『スターリニズム』

ROOSTERZ 『φ(PHY)』

椎名林檎 『無罪モラトリアム』

SLIP HEAD BUTT 『SLIP HEAD BUTT』

RCは色使いも絶妙な『EPLP』も児童心理学の絵本から持ってきたイラストがやたら印象的な『シングルマン』も捨てがたいけど1枚ならコレ。バンドの旬を捉えたあまりにカッコイイ写真。撮影は勿論、おおくぼひさこ。

スターリン/ミチロウものも他に好きなの沢山あるけど1つ選ぶとコレ。アルバムじゃなくEPだけど。一番、ザ・スターリンらしさを感じるから。コレ、T-シャツにならないかなぁ。

ルースターズのは透明感に溢れてて見事に中身とマッチしてるのがいい。ジャケ眺めてると「VENUS」の‟あの”イントロが頭の中で鳴る。

林檎ちゃんのはデザインの勝利だね。本人はカメラマン役、しかもただ一人のカメラ目線。わざとらしいかもしれないけど、それも彼女に合ってるし。

スリップはせめて1枚だけでも21世紀以降のを入れたくて(笑)でも、21世紀に奇跡的にホンモノのパンクロックを感じさせる中身にばっちりのえげつないジャケでサイコーの1品だと思う。

惜しくも選外としたものから幾つか。

ジミヘンの『エレクトリック・レディ・ランド』、ルー・リードの『テイク・ノー・プリズナーズ』、キャプテン・ビーフハートの『トラウト・マスク・レプリカ』、ラモーンズの1st、チープトリックの『蒼ざめたハイウェイ』、ポップ・グループの『ハウ・マッチ・ロンガー?』、ジョイ・デヴィジョンの『クローサー』、ジョンスぺの『オレンジ』、村八分の『ライヴ村八分』、リザードの1st、EDPSの『DEATH COMPOSITION』、INUの『メシ喰うな!』、アナーキーの『レベル・イェール』、マーシーの『夏のぬけがら』とましまろの2nd、それからビートル関係だと『リヴォルヴァー』とジョンの『ロックン・ロール』と・・・。GODだと一番は『i’m not a soldier』で・・・。

キリが無いのでこの辺で(笑)

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I WANNA BE ME

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昨日、馴染みの学生さん(♀)から戴いた差し入れ。

死にかけてたけどこれで生き返って無事、4周り目の6.5勤務を終えて今日は休み。

今日は来週の国立の日に備えて髪切って染めて他にも諸々、準備して。

ここのところの休日のパターンで昼寝挟んで本読んだり。

伊坂幸太郎の『魔王』を再読。

04年の作品だけど怖いぐらい今の雰囲気にぴったり。1年前に読んでブログにした時より更に。

洗脳、群集心理、全体主義の洪水。

TVは観ないし新聞も読まないから判らないし、知ろうともしてない俺でも気づいちゃうぐらいヤバいと思う、いろんなことが。

今はその真っ只中だからよく見えてないと思うけど・・・。

「説明もないのに、いいように解釈して、物分かりが良く、いつの間にかとんでもないところに誘導される。‟まだ大丈夫、まだ大丈夫”って思ってるうちにとんでもないことになる」(『魔王』より)

 

ネット(というよりスマホか?)の普及で趣味の多様化、細分化が進んだ一方で没個性化も進んでる気が俺はする。

同じ服着て同じもん食って同じところ行って同じもん観て。

何処に行っても同じ店ばかりだし。選択種が広がってるようで狭まってるんじゃないかな?周りと一緒なことに心地良さを感じるというか一緒じゃないと不安な人も居るんだろうね。意識してないと流されちゃいそう。

俺は自分がマイノリティだっていう認識がある。それは自慢するべきことでもなく卑下するべきことでもなく、ただ事実として認識してる。

何しろ車の免許持ってないしねぇ。しかも都市部ならともかく、こんなド田舎で。それがどれだけアナーキーなことかは、1週間前にも実感した、その不便さで。

田舎と言えば、店で買いたいもんを見つけられないのも田舎ならではかな?ストーンズ、ピストルズのクラスでも探すのに苦労するレベルだから。黙って置いてあるもん買えよみたいな雰囲気感じたこともあるし。

俺が高円寺に居心地の良さを感じてるのはそういうストレスを感じなくて済むから。マイノリティの宝庫というか何でもありなカンジがして。変わり者扱いされたり好奇の目で見られることもないし。あの放っておいてくれるムードが心地良い。

自分が物凄く狭い価値観の中で生きてることは自覚してるけど、他にも世界があることは俺は知ってるつもり。でも物心ついた時からネット環境があるこれからの子たちはどうなんだろう?

知ったことじゃないけど流されないでほしいな、洪水に。

快適なようでキツい時代だと思う。

俺だって、そうは言うけど馬鹿だし強い心の持ち主でもないから自分を見失いたくないよ、残りの人生。

俺は俺のままで居たい。

もっと俺になりたい。

Sex Pistols - I Wanna Be Me

*今日の記事は元々書こうと思ってたんだけど、似たようなことをツィートしてたドラムのキヨシさんに大いにインスパイアされたことを付記しておきます*

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ALL I WANT IS YOU

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「ちょうどか?」

「いや、50円お釣り」

巾着に手を突っ込んでガサゴソと手間どってるので「多くてもいいよ」

「違うんだ。出てきたくねえってよ」

どーでもいいけどシャケをもっと仕込め。俺にシャケを食わせろ。美味かったけどさ、ハンバーグも。

‟「ピストルズ、知ってるんですか?」”の子が、5年前、高1の時にJIM’S INNで革ジャン買った話にウケたりしながら何とか1週間乗り切って昨日は休み。今週は明日1日5時間残業すればあとは普通。来月がこれまた修行絡みでかなりなカンジだけど今はまだ考えたくない。

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昨夜は久々にKクン(ex.好青年)と呑んできた。えーっとピッタシ3ヶ月ぶりだね。

久々なのにいつもと同じ話を延々と・・・(笑)

ゴキゲンに酔っ払って楽しく大好きな音楽の話をしてきた。

ルー・リード、RC、ミチロウ、ヒロト&マーシー、エレカシ、SICKz、ブルースブラザーズetc。

タイミング的にピストルズ(俺のブログの影響でピストルズの波がきてるって言ってた)、ライヴを観てきたマスベ、GOD(アイザワンダー含む)の話題が多めだったかな?

共通のものを共通な聴き方してる彼と話すのはホントに楽しい。クールに振舞って聞き役に回ろう、とちょっと思ったりもするんだけど気づくと沢山喋ってる、俺が(苦笑)時折、熱くなっちゃたりしながら。

だって、後楽園ホール解散ライヴ、行けなかった『Glad All Over』のこと聞かれたり、「ミチロウのアコースティック作品で一番好きなのはどれですか?」なんて質問されて冷静に話せる訳ないよ、この俺が(笑)

しかし、Kクンってホントによく読んでる、『奥行き』を。一番のファンであるナルシストの俺でさえ、最近、コレを読んでると眠くなるってことに気づいたっていうのに(笑)

GODの10曲』の話題の時に「『DODEMOIIZE』は‟人生に影響を与えた45曲”で選んでましたもんね」って台詞にはたまげたぞ(笑)俺も忘れかけてたよ、そんなの(笑)

Beatles - Dig a Pony

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昨夜、話題に出た曲のひとつ。

少し前にある方との会話で89年頃、GODが代チョコでカバーしてたの思い出して。

良次雄、純一郎、チャーリー、山人の時代。客席に居た前ギタリスト、西脇も混ざったんだよなぁ。あれ、俺の連れが西脇の彼女らしき女性に「今日、西脇さんは弾かないんですか?」と聞いたのが切っ掛けだったのかも。一部(アコースティック)が終わった休憩中に聞いて二部(エレクトリック)の初っ端にやってたから。

この時期、「ドント・レット・ミー・ダウン」は毎回やってたけど、この曲はこの時だけ、俺が聴いたのは。西脇の趣味だったのかもしれないな。

書いたジョン本人が「どうしようもない曲」って言ってたり、俺も『青の時代50曲 』で選んでなかったり、ベスト盤にもまず入らないだろう曲だけど、でも好き。

♪言ったろう?

 俺が欲しいのはお前だけ

 全部、お前の思い通りになるよ

 だってさ・・・♪

100%、ヨーコに向けた曲だろうね。この時期のジョンの曲はほとんど同様。一方のポールのは大体、ジョンに向けて唄われてた気がする。時期が違うとその逆の場合もある。まったく、曲の中で言わないで直接言えばいいのにね、お互いに。でも、出来なかったんだろうな・・・。

奥が深すぎる、ジョンとポールは。

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NO FEELING

久々に何の用事もない休日。

アパートの下の自販機にコーヒー買いに出た以外はずっと部屋に居た、独りで。

こういう日も必要、俺には。

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週中に珍しく呑みに行ったりして(水曜は刺身が安い!楽しく酔えた!)、昨日はちょっとあったし、慌ただしかったからな。

観た映画はクソだったけど(「スローバラード」使ってほしくなかった・・・)、何やかんやでリラックス出来た良い一日だった。

そうそう、今週の、何曜だったかに仕事先の大学生(音楽サークルのドラムやってる女子。21歳)と面白い会話をした。

「前にピストルズのT-シャツ着てたでしょ?」(スルー出来ずによく聞いちゃう、いつもの弄り)

「え~!ピストルズ知ってるんですか?すご~い!」

今までの俺だと

「知ってるのか、だって?誰に言ってんのよ?だいたい、君、産まれたの再結成の頃だろ?」

とか言っちゃうところを

「うん。ちょっとだけ知ってる」

と返した。この俺が(笑)

おちょくってる訳じゃない。この子に薀蓄語っても伝わらねえだろうなと思って。

大人になれたな、と自分で感慨深くなったよね(笑)

「私、ブルーハーツが好きでルーツを辿って・・・」

「え?君の歳だと、もうブルーハーツじゃなくてハイロウズじゃないの?」

「いえ、クロマニヨンズです」

というオマケ付き(笑)

ホントに時は流れたのね(苦笑)

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ちょっと前にロッキン・オン最新号(こういうの来年にかけてあとどのぐらい出るのかなぁ?)読んだ時にも思った、時間の経過を。40年だよ、40年。

でも表紙にあるけど『ペット・サウンズ』からパンクまで10年しか経ってなかったんだな。ビートルズは来日したり『リヴォルヴァー』出したり。ストーンズは『アフターマス』。ドアーズもヴェルヴェットもT-レックスもデビューしてない。そこから10年でパンク。そしてパンクから40年。

自分が歳食った所為だけじゃなく明らかに時代の進み方の速度が違う気がする。

ロキノンの特集はパンクと言ってもピストルズ、クラッシュ、ダムド、ラモーンズのみ。4バンドのエポックメイキングな記事を掲載。どれも、よく知ってるエピソードでも面白く読めた。ダムドの記事で彼らが政治的なことを唄わないことを問われデイヴ・ヴァニアンが「詳しく知らないことを曲の中で取り上げる必要性を感じなかった。自分の人生がどれだけ悲惨かなんてグダグダ言う気もなかった」と答えたのは凄い納得した。ダムドの個性だもんね、それが。

でもダムドもラモーンズもクラッシュも、それに他にもいろいろ好きだけどピストルズはワクワクするね、写真眺めたり、ジャケット手にするだけでも。

ミーハーだからさ、頭ブッ壊された小6の時から。

曲は何貼ろうかと思ってコレにした。

A&M版、Sの付かない「ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン」のB面バージョンで。

Sex Pistols - No Feeling

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久々にボックス開けたよ。

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わざわざシングル、引っ張り出さなくても、これらの盤で小出しされてたから聴けるんだけどね(笑)それに、この『SPUNK』のデイヴ・グッドマンものより完成形、『勝手にしやがれ!!』のクリス・トーマスものの方が圧倒的に良いと思う、個人的には。

よく『勝手にしやがれ!!』より『SPUNK』の方が本来のピストルズで全然そっちの方が良いとか言う人居るけど、本当にそう思ってる人ばかりじゃないと思う、その方が通だと思って言ってるだけで。だって、最初に聴いたのは『勝手にしやがれ!!』でしょ?それで衝撃受けたんでしょ?

なんて偉そうにごめんなさい。

ちょっとしか知らないクセに(笑)

SEX PISTOLS - NO FEELINGS

やっぱりカッコイイなぁ!

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NO FUTURE FOR ME

アレだな、8日に1日しか休みないとやることが多くて忙しいな。

いくら、俺のような暇人でも雑用が溜まってしまっていけない。

でも予定してたことの殆どをこなせたんで気分はいい。あとは次の日曜にアレしてコレして。5月4日(またしても雨の予報が・・・)に挑むのみ。

ここのところ、‟〇〇年目の〇〇日に”とか言って、「あれから何十年」みたいなことばかり書いてるけど今日のは決定打。

「女王陛下万歳!」ってことでコレ買ってきたよ、ユニクロで。

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ユニクロの服は着る人が多いから良いのがあっても極力買わない自意識過剰な(俺の着てるモノなんか誰も気にしてないのは冷静に考えればよく判る)捻くれ者もコレはスルー出来なかった。地が青で実際のジャケと一緒なのがいい。

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裏にもこんなプリントあるし。センスいいよな、デザインの。コレで1500円だもん、買うよ、そりゃあ。

1500円だと思って行ったら、GWセール(早くねえか?)とかで2枚で2500円だと。同じくUTアイテムのミュージックアイコン・シリーズなどから「もう1枚、どれにしよう?」と悩んで、結局、レコード・レーベルからデッカの青にした。ウォーホルやキース・へリングのはピリッとくるデザインのが無かったし、ピストルズのも「さらばベルリンの陽」のジャケのがあったけど職業上、慢性の日焼けなので白Tは着たくなくて・・・。

一瞬、カート・コバーンの赤黒ボーダーがいいかな?って思ったけど、オリジナル・パンク世代としては、ニルヴァーナのT‐シャツを着る訳にはいかねえな、なんて病的に自意識過剰な思考が働いてやめた(苦笑)

ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」はピストルズの曲で一番の衝撃だった、特にリアルタイムでは。あの時はシルバー・ジュビリーで来日もしたし、メディアも相当煽ったし、俺の年代の人はそう感じた人、多かったんじゃないかな?「アナーキー・イン・ザ・U.K.」よりこっちだった、断然。

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20歳ぐらいの頃だったかなぁ?ポスターも買ったよ。アルタにあったSWITCHって店だった記憶が・・・。周りもあったんだけど貼り直しをすごいして、四隅が画鋲の穴だらけになっちゃって切り取ったんだよ。勿体ないよねぇ。

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コレは『勝手にしやがれ!!』の35周年記念ボックスに封入されてたA&Mシングルのレプリカ。コレがボックス購入の決め手だったかも。やらしいことするよね、売る方も(笑)

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画像、右のは俺が16歳の時だから35年前に原宿のBLACKで買った初代。人生2つ目のロックT。ちなみに最初はストーンズ。ベロ・マークの。

これでやっと引退させられるね(笑)もう、てろてろ過ぎて向こうが透けて見えるカンジで寝間着にすらしてなかったけど捨てられなくてずっと持ってた。勿論、今後も捨てないよ。

Sex Pistols - God Save The Queen

幾つになってもピストルズのモノを見つけるとワクワクして欲しくなる。

たぶん、死ぬまでこうなんだろうなぁ。

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JUST ANOTHER DREAM

夢でよかった・・・。

今朝方、ヤケに鮮明な夢を見た。

お気に入りのカーキ色のシャツ・ジャケット(もう10年以上は着てるので色褪せしてる。でも捨てない、気に入ってるから)を何処ぞの駅だか店だかで紛失してるっていう。

「これですか?」って駅員さんか店員さんらしき人が持ってきたのはMA‐1とか(何故か)黒色のベスト。

「違う!」って俺がキレ気味に叫んでて(笑)

まあ、これも焦ったっちゃ焦ったんだけど、もっとヤバかったのは、シャツジャケ紛失事件前の前半部分。これは相当焦った。シャレにならないカンジ。内容はヤバ過ぎてここには書けない(苦笑)登場人物やシチュエーションは後半と共通してるんだけどね。

目覚めた後、ホントに夢でよかったなぁと思いながら‟あっ!コレ使える!”と思い浮かんだのは買ったばかりのこのCD。

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ピストルズ解散後にSTEVE JONESとPAUL COOKが組んだPROFESSIONALSの音源をまとめた『THE COMPLETE』

47曲入りの3枚組。昨年秋に出てたみたいだけど最近知って慌てて購入。毎日聴いてる。

ホントにコンプリートしてるのかどうか判らないけど、95年に発掘された、初期の3人組時代の幻の1stアルバム(後の正規1stより全然カッコイイ)ではオミットされたシングルのみの曲は勿論、シャム・ピストルズも2曲だけとはいえ入ってるし、映画の為の架空のバンド、LOOTERS(ヴォーカルは俳優のレイ・ウィンストン、ベースはポール・シムノン!)音源も入っちゃってるし完璧だな。

Professionals -Just Another Dream

1stシングルのA面曲。今朝方のも‟ありふれた夢”だったってことで(笑)

しかし、カッコイイよな、この曲。ジョニーの強烈なカリスマ性もシドの問答無用なカッコよさもグレンの優れたソングライティング・センスも勿論いいけど、スティーヴ・ジョーンズポール・クックは素晴らしいプレイヤーだよ。

スティーヴのフレーズがはみ出すような手癖と濁ったトーンも、どっしり構えて全然早くない司令塔のようなポールのドラミングも大好きだ、俺。

考えたら、プロフェッショナルズというバンド名は、マルコムの戦略で‟下手”、‟演奏出来ない”とかの情報を鵜呑みにされてたことに対する反発だったのかもしれないな。

professionals - action man

「アクションマン」ってのは『スウィンドル』の映画館の場面で出てきたシド人形のことなのかな?滅茶苦茶にカッコイイからどうでもいいかぁ。

くぐもったような音の孫テープで聴き続けてきたこの曲がようやくクリアーな音で聴けた。

サイコー。

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