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カテゴリー「ROCK」の405件の記事

2017年3月22日 (水)

SWEET & BITTER

朝、ウチを出てから帰ってくるまでの間に。

こんな俺でもいろんなことがある。

努めて喜怒哀楽(特に真ん中の2つ)を丸出ししないように心掛けては居るけども。

時々、がまんできないこともあるよなぁ。

心のもちようさ、か・・・。

帰り道のウォークマンでちょっと薄れて。

この部屋で呑みながらスピーカーから音を鳴らしてる頃にはほぼ忘れられる。たとえ、それがその時だけ、一瞬だけでもいい。

俺はこうして音楽を支えにして生きてる。ロックン・ロールに出会えてホントによかったな、って思う。

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モヤモヤの多かった昨日&今日、お馴染みの業者さんから連チャンで甘いモノの差し入れ攻撃。画像は昨日の午後にいただいた2つ。なんで俺がシュークリームに目が無いのを知ってるんだ?ちなみに午前中にはストロベリーエクレアも貰ってる。で、今日はみたらし団子に草団子。

「今回はずっとこのコンビ?」

「そうです!よろしくお願いしますね!」

絶対に痩せれない(笑)でも、嬉しい。明日は何かなぁ?(笑)いや、食えるからだけじゃなく、その気持ちが。モヤモヤも少し解消される。

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今、聴いてるのはコレ。

AZTEC CAMERAの83年の1stアルバム、『high land, hard rain』

こないだ、レコファンで手にした1枚。

ちょっと前のトレイシー・ソーンといい、コレといい、どうも俺の中でネオアコ・ブームが来てるっぽい、35年近く遅れて(笑)

近年、ましまろを好んで聴いてたのも影響してるかも。元々、こういう音は嫌いじゃないけど、何故か当時は聴かなかった。ガキだった所為もあるだろうし、もっと違うのを欲してた所為もあるだろうし・・・。

Aztec Camera - Walk Out To Winter

“冬に向かって歩き出そう”って、もう冬が終わって春が来るけど(笑)

いいな、でも。ビタースウィートなカンジで。あの業者さんも甘いのだけじゃなく、たまにビターなの持って来ないかな?(笑)

♪君の部屋の壁に貼ってある

 ストラマーの写真が剥がれ落ちる

 何となく貼ったものではあるけど

 よく考えれば僕ら、彼から随分たくさんのことを得た

 甘くて苦くて

 でも今はそれを飲みほそう♪

チャボが「うぐいす」で引用したのはこの曲だったのか・・・。

Aztec Camera - Oblivious

この曲はそちこちで耳にしててさすがに知ってたよ。ロディ・フレイムがひたすら可愛い。この時まだ10代だったのかぁ。

この人も、もうちょっと追及したいな。

こうして、興味が縦にも横にも斜めにも広がっていつまでも終わらないんだよ。

2017年2月28日 (火)

Take Awhile, Think About It

「さっき、忙しそうだったのに気づいて手を振ってくれたじゃないですか?アレ、メチャ嬉しかったです!」

明日から3月。この可愛い連中とも、もうすぐお別れかぁ。月日の流れを感じる季節だな。

自分にあとどのぐらいの時間が残されてるのかわからないけど、この先もこのままでいいのか?って葛藤する今日この頃。

生活、仕事etc

真面目というか重いのも、‟体重増加を放っておくか対策するか”とかいう軽いのも混ぜこぜで(笑)

こういう気分も周期があって、すぐ忘れちゃったりもして(苦笑)

でもキレイに去りたいよね、変なモノとか残さずに(笑)本とかDVDとか(笑)

こんな馬鹿でも少しは考えるんだぞってアピールで(笑)今夜はコレ。

Aerosmith - Think About It

♪ちょっと立ち止まって考えるんだ

 ほんの少し考えろ

 ちょっとの間だけ考えよう♪

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ビフォーアフター”で脳裏をよぎったAEROSMITH、79年の『NIGHT IN THE RUTS』

レコーディング半ばでジョー・ペリーが離脱というエアロ史上、最大の危機にリリースされた混迷作。

盟友だったプロデューサー、ジャック・ダグラスは居ないし、9曲中3曲もがカバーだったり、オリジナル曲もピリッとこないのあるし、何よりバンドが精彩さを欠いてる。

そうは言っても結構、好きなんだけどね。LP持ってるのにCD買っちゃったもん、去年、ヨーロピアンパパで。確か600円ぐらいだったし(笑)

手持ちのボックスにアルバムの半分ぐらいは入ってるんだけど、この曲が入ってなかったから。大好きなんだよ、このヤードバーズのカバーが。

曲自体は大騒ぎするほどのモノでもないかも知れないけどジョー・ペリーのフラストレーションが爆発したようなヒステリックなギター・ソロが震えるほどカッコイイ。

言いたくないし、言うのも酷だろうけど、今のエアロには無い、こういう危ういカンジは。

でも4年ぐらい前だっけ?目下の最新作は久々にメンバーの密度の濃さを感じられるいいアルバムだったな。

そうだ、エアロってスティーヴン・タイラーの他のメンバーは、一人一人は大したことないのに5人が組むと凄くて、バンドらしいバンドだなって思う、特に最近聴くと。

年齢とか考えると仕方ないんだろうけど、ホントに解散するんだとしたら寂しいな。

今でもカッコイイと思う。

大好き。

2017年2月17日 (金)

ふらり ふらふら いつでも そんな はっきりとしない

金曜に残業ないの久しぶりだな。

えーと、4週間ぶりか。いいな、夜に部屋に居られるの。コレで明日、休みだと文句なしなんだけどなぁ。

今日は春一番が吹いて暖かいを超えて暑かった。で、当然明日は寒い、と。

どーでもいいけど皆、好き勝手言うよな。俺がいつまでもニコニコして黙ってると思うなよ。いや、黙ってるけどさ(苦笑)俺は‟人を憎む、嫌う、恨む”的な世界から身を引いたんだよ。何故って楽しくないから。時間が勿体ないから。ライフ・イズ・ベリー・ショートだもん。

と言いつつ、人に話を合わせて、ついつい悪口とか言ったりすることもあって・・・。スゲー後悔するよ、後で。反省じゃなく後悔ね。

なかなか100%自分の思ったとおりには行けないね、偉そうなこと言っても。揺らぐよ、常に。

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先月末にお茶の水で出会ったこのアルバムをほぼ毎晩、繰り返し聴き続けてる。

TRACY THORNがエヴリシング・バット・ザ・ガール結成以前に作ったソロ・アルバム、『distant shore~遠い渚』(82年作)

前記事に書いたけど、コレも偶然とは思えないタイミングで見つけられた。

 

僕が思ってるロックンロールは、人を驚かすような奇抜なカッコして、エレキギター持ってわめくだけの、そんな単純なもんじゃないからさ。僕はパンク以降に出てきた音、たとえばトレイシー・ソーンが独りでギター持ってやってるヤツとか、すごいロックを感じる訳よ

 

大好きで大好きで、何度も此処に引用したマーシーの91年の発言。

この時からずっと気になりつつスルーしてきて四半世紀以上を経てようやく手にした。遅いよね(笑)

ここ数年は忘れかけてたんだけど、ふと思い出して、ほら、今はこういう時代だから検索したらコレが聴けちゃって。

 

Tracey Thorn - Femme Fatale

ノックアウトだったね。この曲やってるだけでオーケーなのに「原曲以上?」ってぐらいに素晴らしい。

確かにね、ロックだよ、コレは。マーシーの『夏のぬけがら』や『HAPPY SONGS』、近年のましまろがロックなのと同じ意味で。

何と言うか、すごい揺れてて。

Everything But The Girl - On My Mind

俺の手にした90年リリースの日本盤にボーナストラックで収録されてたEBTGの初シングル曲。

この揺れ方はロック以外の何物でもないと思う。

 

ものすごく馬鹿馬鹿しい部分と、すごくマジな部分があったりして。その両方とも、やっぱロックンロールであって、僕は両方とも好きなのね。ホント矛盾してんだけど

だいたいロックンロールって、実体が無いもんじゃん?だから問いただすことの中から、ホントはロックンロールは生まれてくるんだよ

 

どっちも前述の91年のマーシーの言葉。スゲー共感。

Tracey Thorn - Simply Couldn't Care

ほな、どないせえゆぅね?ってカンジかな?

すごい気に入っちゃったな、コレ。中身を見事に表した清楚で憂いのあるジャケ画も含めて。

もう少し掘り下げてみたいな、この人のこと。

ああ、キリがないなぁ、音楽探究の旅は。

2017年2月14日 (火)

宇宙に偶然なんてないんだぜ

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あれだな、バーミヤンに行くと国立を思い出しちゃうな。

久しぶりにex.上司とゆっくり話したよ。自分の方が大変なのに、俺を心配していろいろアドバイスしてくれた。ありがたい限り。

でも、俺は物凄くは頑張れない。ずるいのは承知の上だ。やれるだけはやるよ、そりゃ。だけど、死に物狂いにはなれない。俺はこの先は自分の気持ちに忠実に生きたい。たとえ、それで損してもさ。

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今夜、聴いてるのはコレ。

MARIANNE FAITHFULL、94年リリースのベスト・アルバム、『FAITHFULL』

ベストと言っても、60年代の曲は無く、79年~94年までの曲でまとめられてる。要するに綺麗な歌声の可愛い子ちゃん時代の曲は無し。ドスの効いたハスキー・ヴォイスになってからのマリアンヌ。

俺、マリアンヌって今まで1枚も持ってなかった、何故か。いろんな理由があったと思うけど要は顔が好みじゃなかったからかもしれない(笑)ストーンズ周辺の女性なら断然、アニタ・パレンバーグの方が好き。

このベストだって、こないだCONQUESTでたまたま見つけて‟1枚ぐらい持っててもいいかな?”と軽い気持ちで手に取ったんだよ。数百円だったしさ(笑)

あっ、俺の大好きなベーシスト、ルー・リードを支え続けたフェルナンド・ソーンダースが80年代後半~90年代ぐらいにバックを務めてたことは知ってたから、それを聴きたいっては思ったけど。

そしたら、こんなの入ってて。

Marianne Faithfull - Ghost Dance

パティ・スミスの、俺も大好きな曲のカバー。しかもプロデュースはキース・リチャーズ&ドン・ウォズ。

しかもしかも、右チャンネルから聴こえるギターはもしや?と思ってツィッターでチラッと言ったら「ギターはキースとロニー、ドラムはチャーリー」と教えてくれた人が居て。

しかもしかもしかも、どうも、このベストの為に録ったらしく他のアルバムには入ってなさそうなんだよ。ダメ押しでこのアルバムも既に廃盤っぽいという。

この出会いは偶然なんだろうか?

なんか大袈裟なこと言うようだけど、昨年のロニー・スペクター見つけた時ぐらいから運命的な出会いが続いてる気がするんだよな。

レナード・コーエンしかり。エイミー・ワインハウスしかり。

引き寄せられたというか引き寄せたというか。

こういうことがあるからレコ屋巡りは止められないんだよ。

やっぱり、自分の思いには忠実に、だな。

たとえ、それで損しても。

本日の記事タイトル。

俺の愛する‟最高のギタリスト&ヴォーカリスト&ロックンローラー&パンクロック・ジャンキー”の92年の言葉。

ないかもな、偶然。

2017年2月 9日 (木)

JET ROCK’N ROLL

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驚いたな、今日の雪。

日立はそうでもなかったけど水戸で10cmだって。

あ~、びっくりした。

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数日前、1週間ほど遅れてロッキン・オンを買ってきた。なんと9ヶ月ぶり2010年までは1冊も欠かさず30年も買い続けてきた、この俺が。

知らなかったんだ、表紙も特集も。もはや、それすらもチェックしてないという・・・。

無類の音楽雑誌、書籍マニアの俺がこうなんだから雑誌って売れないだろうなぁ。どうせ、ターゲットというか読むのは俺のようなヤツばかりだろうからロキノンみたいなのよりレココレ的なモノの方がニーズがあるんじゃないだろうか?なんて思ってしまった。

でも楽しめたけどね、とても。

ストーンズの最新インタビューは「ローリング・ストーン」のヤツがすごい面白くて、こっちも読みたくなって。まあ、アルバム自体がスゲー良かったからな。キースがミックをその気にさせたがってたってことや、ブルース純粋主義者が苦手だって言ってること、ロニーの発言が自信とやる気に満ちてたり、チャーリーの「ミュージシャンというのはおそろしく怠け者なんだ」って言葉や、ミックが来たる新曲の方向性を問われて「まあ、ハーモニカはあまり入らないだろうな」ってカマしてるのとか面白かったな。

あと、数ヶ月前に心配な情報のあった、大好きな松村雄策が普通に書いてて安心。俺が近頃、思ってるようなことがそのまま書いてあるし。まあ、俺がこの人に物凄く影響されてきたからなんだけど。俺もストーンズやイギー、パティ、それにミチロウやGODとかを最後まで見届ける為に生きてるようなカンジだから。

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今、聴いてるのはコレ。

ロキノンの特集、‟究極のロックンロール・バンド30”の1つに選ばれてたJETの1stアルバム、『GET BORN』(03年作)

選出の定義がイマイチ掴めなかったり、選ばれてるバンドに納得いかなかったりしたけど(それでもストゥージズ、ドールズ、ラモーンズ、ハノイ辺りが30の中に入ってて嬉しかったけど)、‟俺だったら、こういう基準でコレは入れてアレは入れない”なんて夢想しながら読み進められて楽しめたよ。

オーストラリアで中心メンバーが兄弟だからってワケじゃないけど、AC/DCのような、どストレートなロックンロール馬鹿ってイメージだね、ジェットは。

Jet - Are You Gonna Be My Girl

やっぱりコレでしょ?曲を貼るなら。「ラスト・フォー・ライフ」と「マイ・ジェネレーション」を強引に足したような豪快なロックンロール。カッコイイ。

確か、アルバムの翌年、04年のフジで観たよ、ライヴ。勿論、この曲でスゲー盛りあがって、俺も楽しんだ。

この曲を含めてアルバム全体も、痒いところに手の届いた‟良く出来た”作品。ちょっとだけ個性というかアクが弱い気もするけど、この時期のバンドの中ではかなりカッコイイ。キースが気に入ってストーンズのツアーで前座やったりもした記憶がある。

ただ、俺は30には入れないかなぁ。

何を入れるかと言うと・・・。

考え中(笑)

気が向いたらブログに書こうっと。

2017年1月28日 (土)

Mr.MOJO RISIN’

明後日、東京の最高気温、20℃ってホントか?

明日は14℃だって言うし、何着てけばいいんだろう?

キツかった1月の最後、いよいよお楽しみの日がやってきた。

こういうのの為に俺は生きてる。コレが無かったら何の為に生きてるのか判らない。

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ざっくりと明日の支度を終えて、コレを聴いてる。

明日、ワンマン・ライヴを観に行くバンド1stミニ・アルバム収録曲の5曲全部をカバーで埋め尽くしたDOORS、71年4月リリースの事実上のラスト・アルバム、『L.A.WOMAN』

ずっとレコードしか持ってなくて、こないだCONQUESTでCDを入手。100円で(笑)レンタル落ちだったからね。

物凄い久しぶりにまとめて聴いたけど、ここまでのドアーズのアルバムと随分印象違うね、コレ。

1stから毎回、手掛けてきたプロデューサー、ポール・ロスチャイルドが居ないのとベースとサイド・ギターを入れたのもデカいんだろうけど、楽曲そのものも変わった気がする。

リアルタイムのファンは‟新展開”と思っただろうな、この3ヶ月後までは。

コレは新たな旅立ち宣言なのと同時に別れの挨拶でもあったんだな。

サウンドも曲も、それまでにも少しづつ顔を出してて前作の『モリソン・ホテル』で大きくフィーチャーされたブルース色が全面展開。聴いてて、やたら気持ちいい。

ただ、より深く印象に残るのは歌詞。

♪俺は真夜中の汽車に乗って街を出る

 俺が変わっていくのを見てな♪

(「チェンジリング」)

♪新しい友だちが欲しい

 俺の邪魔をしない、俺を困らせない友だちが

 つまり、俺を必要としない人が♪

(「ヒアシンスの家」)

♪気分を変えよう

 喜びから哀しみへ♪

(「L.A.ウーマン」)

♪世界はおまえ次第だ

 俺たちの人生は終わりはしない♪

(「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」)

さすが、UCLAでコッポラと共に映画を学んでただけのことはある、とってもイマジネイティヴなフレーズの数々。

俺はずっと、このアルバムでは断トツで「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」が好きで(ジム・モリソンの最後に相応しい透明感がたまらない。ドアーズの曲で3本の指に入るぐらい好き)それに変わりはないけど、昔はイマイチ、ピンと来なかったタイトル曲がすごいカッコよく聴こえた。

Doors - L.A Woman

THE END、次にリリースものあるとしたら、またドアーズのカバーやるのかな?やるとしたら、この曲もちょっと聴いてみたいな。ユーピンにベース、ブイブイ鳴らしてもらって。

さて、このくらいにして呑みながら、もう少しドアーズ聴いて寝るかぁ。

2017年1月22日 (日)

LIVE FOR TODAY

怒涛の10DAYSが終わって昨日1日休んで、また仕事。

でも明日、5時間残業するとまた1日休み。

あと少しでお楽しみの日。

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10DAYSの時の束の間の楽しみの為に購入したこの本を読了。

伊坂幸太郎、2013年刊行の『死神の浮力』(文庫化は昨年)

音楽に目がなく、会話が微妙に噛み合わず、いつも雨に祟られてる死神の千葉が8年ぶりに登場。『死神の精度』の続編。

と言っても、俺が前作を読んだのは3年前なんだけど(笑)

初作が短編集で続編が長編なのは『チルドレン』~『サブマリン』と同様。エピソードが若干、へヴィーになってるのも一緒だね。長編だとじっくり描けるからこうなるのかな?

今回、千葉が「死」の可否判定調査を担当する山野辺は、本城というサイコパスに小学生の娘を殺害されたうえ、更に精神的にも肉体的にも痛めつけられていきながら、妻と共に復讐を遂行しようとする作家。

山野辺夫妻の復讐と千葉の可否判定の過程と結果を楽しく読み進めていけた。

まず、千葉が復讐に協力してるふうで実は調査(同僚の死神より仕事熱心。ちゃんと調べる)と‟音楽を聴きたい”という自分の欲求の為に行動してるだけなのがいいな。

千葉の所為で作戦が失敗する場面では「チッ!」ってなるけど、ご都合主義、予定調和になってなくてリアリティを感じられる。

そして、サイコ野郎の本城がこの上なく嫌なヤツ(『マリアビートル』の王子を思い出した)で、コイツが最後にどうなるのかが読後の感慨を左右するだろうと思ってたら、お見事な結果で。スゲー、カタルシス感じたよ。

判定の10数年後ぐらいと思われるエピローグで「山野辺は初期作品が良い」と語る男に「だが、晩年も悪くなかった」と、千葉が返すのもよかったなぁ。‟晩年”と言っちゃうのは失礼かもしれないけど、ずっと追いかけ続けてる人たちの充実ぶりを楽しんでる、今の自分の音楽の聴き方とマッチする言葉に思えたから。

病による死を目前にした父親と山野辺の回想シーンでのやりとりも深みがあった。

「どうせ死ぬのであれば自分がやりたいことを納得いくまでやるべき。よそから褒められる人間になったところで毎日毎秒、死へと近づいていくのには変わりがない。やりたいことを我慢して何か得られるのか?」

「どうせ死ぬのだから、今、この瞬間を楽しめ」

ものすごい共感する。

サイコ野郎に殺された娘の菜摘がファスナーが噛んだふりをする場面はちょっとヤバかった。素敵な描写。こういうくだりがあるのもとてもよかった。

Jimi Hendrix Experience - I Don't Live Today

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復讐決行に至るまでの日々を妻の美樹と思い起こし語り合うシーンで山野辺が思い浮かべたのはジミヘンの、この曲。

 

♪俺は今日を生きられない

 今日も明日も生きられない

 今日は全然楽しくない♪

 

カッコイイ曲だし、場面にも合ってるけど、俺はこっちを貼っておきたい。

Lords Of The New Church - Live For Today

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ダムドのブライアン・ジェイムス、デッド・ボーイズのスティーヴ・ベイター、シャム69のデイヴ・トレグナ、バラクーダ―ズのニッキ―・ターナーからなる、パンクのスーパー・グループ(パンク版エイジアなんて言われてたな・笑)、LORDS OF THE NEW CHURCHによるガレージ・ヒットのカバー。プロデュースはトッド・ラングレン。

 

♪いくらお金を求めても夢が叶う訳じゃない

 俺たちはそうじゃない

 違う方法を知ってるから

 目先のことなんてどうでもいい

 お前を目一杯愛せればいい

 今日を生きよう

 明日のことなんて心配しなくていいのさ♪

 

いいなぁ。

やっぱり俺はこっちだな。

2017年1月 8日 (日)

PEOPLE ARE STRANGE

「●●さんもさぁ、もっと本社会議とか顔出してアピールしなきゃダメだよ」

「ああ、ですよね・・・」

今日の昼下がり、怒涛の日々を手伝いにきてくれてた先輩との会話。

わかるっていうか正論だろうな、真面目に考えたら。

でも、ホントにそうなのか?大体、真面目って何だ?

違和感を感じる。

明日のこの期に及んでのややこしいイベント(3時間残業のオマケ付き)こなせば1日休める・・・。

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1週間前、こないだの休みに観たこの映画が強力に残ってる。

『ヒメアノ~ル』予告編

『稲中』~『グリーンヒル』以降のギャグからシリアスものへシフトしてからのはちゃんと読んでない古谷実の漫画が原作。

ショッキングでえげつない映画は昔から好きだけど最近のこの手のモノを観たい欲求の強さはどういう意味があるんだろう?現実逃避なのかなぁ?

近年、ブログに書いたりしてるおかげで、こういう映画の中でも自分の細かい好みに気づいた。

それは静けさ。

静かに淡々と行われる暴力、凶行ほど恐ろしいモノは無い気がする。

貼った予告編ではガチャガチャしたカンジがあるけど本編観ると身震いするほど静かで恐ろしさ倍増。音楽も最小限に抑えられてる印象。

ちょっとほのぼのさもある前編から‟此処からが本番ですよ”的に突如現れるタイトル以降の緊張感も殺人シーンとセックスシーンが交互に出てくるところもお見事。すごい印象に残る。

一見、地味で普通に見える殺人鬼を演じたV6の森田剛が凄すぎる。奇妙な違和感を感じる。

大好きな濱田岳、それに佐津川愛実、ムロツヨシもいいんだけど森田クンが凄くて霞んでる。

悩んだ挙句、こじつける音楽はコレ。

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冴えないニイちゃん2人とブスいねえちゃん1人によるGALAXIE 500の『ON FIRE』

89年リリースの2ndアルバム。

抑揚がなく、静かで淡々とした曲。情けなくて不安定な裏声。そしてフィードバック・ギター。

あまりに抑揚が無さすぎてほとんどの曲の区別がつかない(笑)

でもね、なんか好き。ねえちゃんとドラマーがデキちゃってヴォーカルがイジケて分裂しちゃったのも含めて。

ドリーム・ポップやシュゲイザーの走りと言われてるみたいだけど、俺にはこのバンドはテレヴィジョンやアレックス・チルトンを思い起こさせる。

Galaxie 500 - Strange

独りでドラッグストア行って、奥にあるコークを掴んでトゥインキー齧りながらレジに並んだら待たされた”というどうでもいい内容だけど不思議と残る、この曲。

奇妙な違和感を感じる。

2017年1月 4日 (水)

いなたいチキン

落ち着け、落ち着け。

まだ始まってもねーじゃん。

今日から飲まれてどうすんのよ?

明日から毎年恒例の怒涛の日々、スタート。

えーと、俺は今日から6立て勤務(3時間残業3回あり)、1日休んで、その後、恐怖の10立て(3時間残業2回あり)

でも、昨年の‟最悪を絵に描いて額に入れたみてエな”状況を思えば、悪くないコンディション。

但し、手持ちのカードがデンジャラス。大丈夫なのかなぁ、こんなで。

なんて、ホントは大して心配してないんだけどね。

大丈夫と思ってるんじゃなく、どうにでもなれってカンジ。

知らねえ、知らねえ。俺にはもっと大事なことがあるから。

と言いつつ、そう思いきれないのが小心者な俺で・・・。

ゆるーい音楽聴いて気を鎮めよう。

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LITTLE FEATの『DIXIE CHICKEN』

もうひとつだけ、干支ネタってことで(笑)

Little Feat - Dixie Chicken

と言っても、俺の持ってる盤には対訳付いてないけど、ちょっと調べたら、此処で唄われてる‟チキン”とは酉ではなくおねーちゃんのことらしい。

このバンドはずっと名前ぐらいしか知らなかったんだけど、「名盤●●選」的なヤツで、このジャケはよく見るから、一応、抑えておこうってことで5~6年前に入手。

ウェスト・コースト?ニューオリンズ・サウンド?サザン・ロック?よくわかんないけど、南部の、あの辺のカンジ。いなたいイメージね。そういえば、サザンの桑田がファンらしいね。

知らないっつっても、中心人物のローウェル・ジョージがスライドの名手で解散直後の79年にオーヴァードーズで死んだのは憶えてた。あと太っててむさ苦しくてオーバーオール着てたのも。石ちゃんみたいだよね、見た目(笑)

でも、さっきちょっと調べたら、リトル・フィート以前、ザッパのマザーズに在籍してたり、ヴァン・ダイク・パークスと繫がりがあったりして一筋縄じゃいかないカンジ。ただのL.A.のデブじゃなさそう(笑)

Little Feat - Lafayette Railroad

さっき貼ったタイトル曲より、ラストに収録されたこのインストの方に惹かれるな。

全パートが有機的に絡んでて心地良い。ギターやキーボードのメロディ楽器もいいけどリズム隊が特に。

よし、リラックスしてきた。

次はネヴィル・ブラザーズでも聴くかぁ。

2016年12月 6日 (火)

NYC WOMAN

やっぱり・・・。

俺の間の悪さは筋金入りだ。

自意識過剰の被害妄想じゃないよ、周りにも言われてるから。

なんで、このタイミングで?

たまには何一つ心配無しの状態で遊びに行かせてほしい。

話違うけど、今朝は笑った、新聞開いて。

「ピンチヒッター、パティ!」

そう来たかぁ。

コレ、でもノーベル側の要請だよね?パティが名乗り出たとかディランが指名したワケじゃないよね、まさか。

昨日、ストーンズの例のアレを数日遅れで手にして、その話も書きたいところだけど今夜はコレ。

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ディラン~パティの系譜に位置する、幼い頃に移り住んだNYからデビューしたSUSANNNE VEGAの87年の2ndアルバム、『SOLITUDE STANDING /孤独(ひとり)』

スザンヌもずっと気になりつつスルーしてきた一人。先々月だったかな?パパで買ったのは。

さすがにヒットした「ルカ」は知ってたから、1stじゃなくコレが欲しかった。1stに引き続きレニー・ケイがプロデュースしてるし。

そしたら、何で今まで聴かなかったんだろう?ってぐらい気に入っちゃって。

聴かずに終わらなくてよかった、ホントに。

Suzanne Vega - Tom's Diner

勿論、冒頭のコレも知ってた。CMに使われたよね、当時。随分前のことだけど憶えてる。かなり印象的だったもん、このアカペラは。

歌詞もシンプルだけど情景が浮かぶカンジでとてもいい。映画の中の何気ない1シーンのようで。(こちらのサイトに素晴らしい対訳が)

ディラン~パティの流れで思い出さずには居られない、今は亡きNYCマンに近いフィーリングも感じる。

Suzanne Vega - Solitude Standing

トーキング・ヘッズの「サイコ・キラー」のようなイントロに乗って始まるタイトル曲。うーん、こういうムード大好きだなぁ。

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裏ジャケのこっちの方が中身を(特に貼った2曲には)表してる気がするね。こっちが表だよなぁ。

スザンヌも他の作品、欲しい、絶対。

やっぱりウォント・リスト制覇の日はまだまだ遠い。

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