愛情と敬意
フジロック2日目の昨日、忌野清志郎スペシャル・メッセージオーケストラが予定どおり、そして大盛況で行われたようだ。
詳細を知りたい方は、FUJIのオフィシャル・サイト、rockin’onのRO69や、Blueさんやnobuさんのブログなどを・・・。
俺はコレ、実は観たいって気持ちと観たくないって気持ちが半々で。俺も何度か行ってるけど、フジって結構、場のムードに乗っけられちゃうカンジがあるんで、清志郎のことをよく知らないヤツらが馬鹿騒ぎしたり、泣いちゃったりするのは見たく無かったというか・・・。自分でも排他的で閉鎖的な考え方だと思うけど、思っちゃうんだから仕方ない。こういうのはフェスじゃなく野音あたりで単独でやってほしかったなぁってのが正直なところ。でも、まぁ、スゲーいいライヴだったようだけど。
少し前に賛否両論を巻き起こした、まもなくリリースの例のサントラ・アルバム。俺のブログ仲間の間でも、かなり熱く批判した人も居れば、それに対して「それじゃ買う自分も批判されてるみたいだ」と言う人も居た。
ずるい言い方だけど、どっちの気持ちもわかるな、ある程度。結局、買わないけど最初は迷ったもん、Tシャツに惹かれて。
でも、書籍の乱発なんかも含め、こういう状況は予想というか覚悟してたけど、なんか悲しいね。
慈善事業じゃないんだから利益目的なのは当たり前だし、それが悪いとは思わない。俺が買って喜んでた「Oh! RADIO」だってそうだと思うし。でも、どうせ出すなら、もっと清志郎への愛とか敬意を感じるモノを出してほしかったな。あのタイトルとジャケットと価格はないよ。欲しい人の気持ちもわかるし、それを批判はしないけど、個人的には気がつかないふりをしたくなるリリースだな。
そう、本もたくさん出てるようだけど、俺が入手したのは以前、紹介したコレとコレと、その後に出た、このふたつ。
こっちに関しては、マガジンはRC全盛期にあまり取り上げてなかったくせに・・・という意見もあるようだけど、俺は好き。
何と言っても最初のおおくぼさんの写真とコメント。いろんな人が思ったろうし、実際言ってることだけど、最後の『Baby A Go‐Go』の写真と、それに対するコメントにはこみ上げてくるものがあった。RC活動停止後、そして清志郎の発病後のリンコの動向や思いはファンなら誰もが気になってたトコだと思うから。ずっと“清志郎さん”という表記だったのに、この最後の写真のトコで“清志ちゃん”となってるのにもグッときたね。
あと、他にはなかった三宅のインタヴューね。コレはかなり正直に語ってると思うな。(自分の役割りを)「正直言って、他の人に渡したくなかった。このままそっくりチャボさんに戻したい と思ったこともあるけど・・・」というのは本音だろう。
マガジン本誌の過去記事再録も、知らない(あるいは忘れてる)モノもあったりで興味深く読ませてもらった。特に『COVERS』に参加したジョニサンに対する清志郎の記述は、両方の大ファンの俺にとっては堪らないモノがあったなぁ。
そしてコレ。ブロスは特集号も出したのに、臨時増刊号。装丁は本誌と変わらないものの、この内容で300円ってのがスゴイ。
単行本に収録された以降の「瀕死の双六問屋」の完全収録、その後の「僕の自転車のうしろに乗りなよ」を写真で振り返るページ(コレも正直言って完録してほしかったけど・・・)、特集号のときにも触れた対談や過去記事など、盛りだくさん。
個人的で穿った意見かもしれないけど、(クドいようだけど利益目的なのは重々承知の上で)JAPANも含めたこの3冊には、作り手の清志郎に対する愛情と敬意が感じられる。
こういうのなら大歓迎なんだけどな。
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