SET THEM UP JOE
任務完了。
CONQUESTさんから興味深い話も聞けた(笑)
今日明日は連休。明日のインフル注射は嫌だし、休み明けにいろいろあったりもするけど、今は幸せな気分。
任務遂行その1の先週の火曜に水戸で観てきたこの映画のことを書いておこう。
『ブレードランナー 2049』予告
本国で大コケしてるらしかったり、内容にケチつけてるヤツが結構居たりとかもするけど、俺は大いに楽しんだよ。3時間が全然長く感じなかったし、何もかも忘れて2049年のロスに行けた。
思えば前作だって、今でこそ歴史的な名作と言われてるけど、公開時の成績は振るわなかった。徐々に伝説になってったんだもんね。熱狂的マニアが熱く語るから誤解しがちだけど、それほどの超メジャー作ってワケでもないのかもしれない。
今度の続編も伝説化するとは言いきれないけど、少なくともすぐ忘れ去られたりせず、残された謎があらゆるところで語られていくと思う。
そう、‟知る覚悟はあるか?”ってキャッチコピーの割には明快な答えは出ないし、寧ろ、かなりモヤモヤしたまま終わるけど、そこがいいのかも。
前作を踏襲と言うか、踏まえた部分、アレはこうなった、それはこういうことだったって部分がとても細かいところまで盛られてるにのもマニア心をくすぐられるし。まあ、俺はそれほどマニアってワケじゃないけど。観てて気づかずに後でネットで見て「ああ、そういうことだったの?」ってことも多々あったし(笑)
ただただ、『ブレラン』が好きで、それは今作も同じ。
そんな俺が鑑賞中、たぶん、場内でただ一人、俺だけの視点で盛り上がったのはフランク・シナトラの「ONE FOR MY BABY」がジュークボックス(ホログラムで唄うシナトラ付き)から流れる場面。
多くのカバーが残された有名曲だけど俺にとってはイギー・ポップ、ルー・リードがカバーした曲としてインプットされてる曲。
ライアン・ゴズリング演じる主人公Kに恋人が付けたニックネームがジョーなのにひっかけてるってことに気づいた時には独りでほくそ笑んだよ(笑)
イギーは70年代後半からライヴで唄ってて、『パーティー』の時にレコーディングしてボツにして未だに正式なバージョンは無いけど、俺もスタジオ・デモ、ライヴの2つの音源持ってた。で、つい、この間、もう1つ手に入れた。
83年7月のオーストラリア公演(つまり、初来日直後)を収録したあっち方面のを心ある人にアレしてもらった(笑)
リリース当時、友だちにアレしてもらって(笑)カセットで長く愛聴してた思い入れ深いライヴ盤。30年以上を経て、ようやく盤で聴けるようになってスゲー嬉しい!
貼ったのはブライアン・ジェイムスやグレン・マトロックが居る79年のライヴ。カッコイイ。俺はルーのよりイギーの方が全然好き。
Iggy Pop - One for My Baby
『2049』、ソフト化される前にもう1回観たいなぁ。
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